『100歳まで元気でボケない食事術』104歳スーパー「ひいじい」が毎日食べている秘伝の長寿食とは? 料理研究家一家「堀江家」の健康レシピ満載
御年104歳になる「ひいじい」こと堀江正夫さんが毎日食べている健康長寿レシピと、実践している食事術を詳しく解説した、堀江ひろ子さん・ほりえさわこさん著『100歳まで元気でボケない食事術』が、主婦の友社より刊行されました。
毎日4000歩! 2日に1冊読書! 104歳スーパーシニアの元気の秘密とは?
「ひいじい」は104歳にして、生活習慣病やボケとは無縁のスーパーシニアです。
1日4000歩歩き、1時間体操、2日に1冊本を読み、週に1度はスーツで外出。さらには2時間の講演もパワフルにこなし、毎年旅行も楽しんでいます。そんな「ひいじい」の元気の秘密は食にあり!
老化研究の権威も太鼓判!「堀江家のレシピは“健康長寿食”そのもの」
実は「ひいじい」のファミリーは料理研究家一家。妻は料理研究家の草分けとして活躍した故・堀江泰子さん、娘と孫娘はNHK『きょうの料理』などで活躍する堀江ひろ子さん・ほりえさわこさん。
「ひいじい」は毎日、ひろ子さんとさわこさんの手料理を食べています。この堀江家のレシピ、高齢者の食事に詳しい老化研究の権威、全国食支援活動協力会理事の熊谷修さんは、「健康長寿食そのもの」と太鼓判を押します。
平均寿命が飛躍的に伸びた時代のレシピがベースになっている
日本人の平均寿命が飛躍的に伸びたのは昭和44~55年ごろ。魚や野菜、大豆製品が豊富な従来の日本食に、肉や乳製品、油脂をふんだんにとりいれるようになり、多様な食品群を摂取するようになったのが理由といわれています。
その時代に、TVや雑誌で欧米風のモダンな家庭料理を提案していたのが故・泰子さん。日本人の寿命をのばしたレシピといえるものが、今の堀江家の食事のベースになっているのです。
熊谷さん曰く「堀江家の適度に欧米化し、多様性に富んだ日本食は、理想の“健康長寿食”といえます」。
粗食は寿命を縮める! 「3食腹十分目」「肉を毎日」……堀江家の食事で老化が遅くなる!
「高齢者は粗食がいい、という思い込みがありますが、これは大きな間違い。栄養状態が低下すると老化が早まって代謝効率が悪くなります。栄養状態が低下すると老化が早まって代謝効率が悪くなります。さらに筋肉量の低下が始まり、その結果要介護リスクが高まります」。
堀江家独自の食習慣も、「ひいじい」の健康長寿に大きく寄与していると熊谷さん。
「3食欠かさず腹十分目に食べて、絶え間なく体に栄養を補給していること、高齢者に不足しがちな肉を特にしっかり食べて動物性タンパク質をとっていること、野菜など多様な食品群をとりいれていることなども、正夫さんの健康長寿を後押ししていることは間違いないでしょう」。
高齢者でも無理なく作れる簡単レシピが満載
本書は、「ひいじい」が日常的に食べている、堀江家の健康長寿レシピを60種収録。高齢者こそしっかりとりたい肉レシピや卵・とうふレシピ、レンジで作れる魚レシピ、買い置きでできる缶詰・乾物レシピ、1品で栄養が摂れるごはんやめんのレシピなど、どれも手軽につくれる、簡単なレシピばかりです。熊谷さんによる栄養アドバイスも。
秘伝の「長寿豆」レシピ&老いを遠ざける「正夫体操」も公開
『100歳まで元気でボケない食事術』では、「ひいじい」が毎食5粒食べている「長寿豆」の秘伝レシピや、「ひいじい」が毎日実践しているオリジナルの「正夫体操」も公開。
そして料理家一家ならではの、高齢者自身、高齢者を家族に持つ人に役立つ食の知恵も満載。まるで家族ドラマのようににぎやかな、ひろ子さんとさわこさんの対談形式の文章も楽しく、読むだけで家族みんなの健康寿命が延びる一冊です。
著者プロフィール
■堀江ひろ子(ほりえ・ひろこ)さん
料理研究家、栄養士。日本女子大学卒業。
手近な材料で手早く作れる家庭料理、電子レンジや圧力鍋などを活用する時短レシピなどのメニュー開発を得意としている。ボランティアで老人給食の指導にも長年携わる。
■ほりえ さわこさん
料理研究家、栄養士。女子栄養大学卒業。
幼稚園の頃から包丁を握り、中学生からは祖母と母の料理教室「堀江料理学園」で料理の基礎を学ぶ。韓国に料理留学も経験し、世界各国の料理をとりいれた新感覚のレパートリーも多い。
100歳まで元気でボケない食事術 堀江 ひろ子 (著), ほりえ さわこ (著) 料理家一家・堀江家のひいじいは104歳。 堀江家の「ひいじい」は104歳! ひいじいの妻であり料理研究家の草分けの故・堀江泰子、娘のひろ子、孫娘のほりえさわこと3代続く料理家一家秘伝の健康長寿レシピと食の知恵を公開。 ●堀江家の食事術が健康長寿に効く理由 |