気になる本、おススメの本を紹介

B O O K P O O H

『「エイジノミクス」で日本は蘇る~高齢社会の成長戦略』 経済成長の源泉は人口ではなくイノベーションにある!

『「エイジノミクス」で日本は蘇る~高齢社会の成長戦略』 経済成長の源泉は人口ではなくイノベーションにある!

『「エイジノミクス」で日本は蘇る~高齢社会の成長戦略』 経済成長の源泉は人口ではなくイノベーションにある!

NHK出版より、『「エイジノミクス」で日本は蘇る~高齢社会の成長戦略』が刊行されました。

働き手となる現役世代(15~64歳の生産年齢人口)が減っていくのだから、日本経済はよくてゼロ成長、むしろマイナス成長が自然の姿」という考えを否定するところから、『「エイジノミクス」で日本は蘇る~高齢社会の成長戦略』は、始まります。

 

日本経済成長の鍵となる、高齢社会に必要なモノ・サービス、そして制度のイノベーションとは何か

本書『「エイジノミクス」で日本は蘇る~高齢社会の成長戦略』は、日本の経済成長の道筋を論証するもので、第一章では次のことが示されます。

●人口と経済の成長率に関係がない。
●先進国の経済成長を制約する根本的な要因は、既存のモノやサービスに対する需要が飽和すること
●需要の伸びが大きい新しいモノやサービスの創出が、経済成長を生み出す。

 
そして「高齢化の進展は、イノベーションに対するニーズを高める」と指摘。高齢化に向けて新たに必要となるモノやサービスとして、医療や介護に留まらず、高齢者の能力を拡張する自動運転車やAIなどについても詳述し、高齢化社会がイノベーションの宝庫であることを、本書は豊富な事例をもとに紹介していきます。

書名に掲げた「エイジノミクス」はageing(高齢化)とeconomics(経済学)をあわせた造語で、「超高齢社会における成長の可能性を探る試み」のこと。高齢化こそが成長のチャンスという発想に立って、日本の新しい経済成長モデルが提唱されます。

創薬、ロボティクス、自動運転、混合介護、雇用改革など幅広い観点から、最先端の実例を収集・分析。高齢社会に必要となる新たなビジネスの展望が開ける一冊です。

 

本書の構成〔敬称略〕

 
第一章 経済成長の源泉は何か ――イノベーションと規制改革(吉川洋・八田達夫)
1 高齢化時代もイノベーションは成長を生む
2 高齢化が生む財・サービスのイノベーション
3 そもそもなぜ規制があるのか
4 高齢化が生む制度のイノベーション

第二章 老いの期間を明るく過ごす ――創薬とロボティクス(髙橋琢磨)
1 「疾病一掃」の期待を背負う創薬・医療
2 ロボットの医療・介護への適用

第三章 高齢者の能力を拡張する ――人工知能と「モノのインターネット」(髙橋琢磨)
1 健康な人の需要が後押しする財・サービスのイノベーション
2 製造業の方針転換―― AIとIoT
3 日本のIoT先駆例と独自戦略
4 どう人間社会に取り込むか

第四章 介護は減らせる ――脱「要介護」で稼ぐケア市場(髙橋琢磨・岡本憲之)
1 介護保険の何が問題か
2 介護予防の成功例
3 どうすれば人は外出するのか
4 なぜ「特区」が必要か

第五章 労働力を移動させる ――誰もが働き続けられる社会(髙橋琢磨・岡本憲之)
1 なぜ定年退職者は再就労できないか
2 日本型雇用システムは改革できるか
3 新たな家族像と多様な働き方
4 「引退しない人生」があたり前の社会

第六章「高齢化イノベーション」で日本は蘇る ――高齢社会の成長戦略(吉川洋・八田達夫)
1 イノベーションを引き起こす制度改革
2 高齢者関係消費の規模

 

著者プロフィール

 
【吉川洋さん】
吉川洋(よしかわ・ひろし)さんは、1951年生まれ。立正大学教授、東京大学名誉教授。紫綬褒章受章。イェール大学経済学博士(Ph.D.)。専門はマクロ経済学。大阪大学助教授、東京大学教授、財政制度審議会会長などを歴任。

著書に『人口と日本経済』(中公新書)、『高度成長』(中公文庫)、『デフレーション』(日本経済新聞出版社)など。

 
【八田達夫さん】
八田達夫(はった・たつお)さんは、1943年生まれ。アジア成長研究所所長、大阪大学名誉教授。
ジョンズ・ホプキンズ大学経済学博士(Ph.D.)。専門はミクロ経済学。大阪大学教授、東京大学教授、政策研究大学院大学学長などを歴任。現在、経済同友会政策分析センター所長も務める。

著書に『ミクロ経済学Expressway』(東洋経済新報社)など。

 
【高橋琢磨さん】※「高」は「はしごだか」が正しい
高橋琢磨(たかはし・たくま)さんは、1943年生まれ。カリフォルニア大学バークレー校経営学修士(MBA)。野村総合研究所の金融調査室長、ロンドン支店長、経営開発部長など、また北海道大学客員教授、中央大学教授などを経て論評活動に。

著書に『葬られた文部大臣、橋田邦彦』『21世紀の格差』(WAVE出版)、『戦略の経営学』(ダイヤモンド社)など。

 
【岡本憲之さん】
岡本憲之(おかもと・のりゆき)さんは、1947年生まれ。日本シンクタンクアカデミー理事長。東京大学工学部卒業。専門はシステム工学、社会システム。三菱総合研究所の取締役科学技術研究本部長、上席研究理事など、また一橋大学大学院客員教授、政府資源調査会専門委員、国際環境研究協会副会長、エコ・アシスト代表取締役も務めた。

 

「エイジノミクス」で日本は蘇る―高齢社会の成長戦略 (NHK出版新書 522)
イノベーションのための絶好の機会を逃すな

日本にとって今、最大の課題は「高齢化」だ。では日本はピンチなのか? 答えはノー。高齢化に対応するイノベーションが起き、それを多方面に応用すれば、需要もGDPもまだまだ伸びるからだ。マクロ経済学とミクロ経済学の両大家が組んで「高齢者向けイノベーションの経済学=エイジノミクス」を提唱。創薬、ロボティクスから自動運転、混合介護、雇用改革まで、最先端の実例を豊富に収集・分析して、日本経済成長の途を説く!

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です