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『「理系」で読み解くすごい日本史』“理系”の視点で日本の技術力の歴史をたどる!

竹村公太郎さん監修『「理系」で読み解くすごい日本史』

竹村公太郎さん監修『「理系」で読み解くすごい日本史』

竹村公太郎さん監修『「理系」で読み解くすごい日本史』が、青春出版社より刊行されました。

 

世界をリードしてきた日本の底力がいま明かされる!

歴史は「理系」の視点で読み解くと、思いもよらない発見があります。

イギリスの歴史学者A・J・トインビーに“人類史の奇跡”といわしめた日本の近代化。その基盤には江戸の卓越した都市設計力がありました。
また、最先端の高層建造物・東京スカイツリーが1300年前の“世界最古の木造建築物”法隆寺五重塔の耐震技術を取り入れています。

このように、日本は歴史上、常に世界最先端の理系力を持っていました。本書は、そんな「理系」の視点で、縄文・弥生時代から近現代まで、歴史を変え、世界をリードしてきた日本の底力を明らかにした、これまでにない日本史読本です。

 

本書の構成

第1章 世界の最先端を行く縄文時代の技術力

第2章 古より現代に受け継がれる“ものづくりの神髄”

第3章 歴史を塗り替えた戦国期のテクノロジー

第4章 江戸が世界一の都市になった設計力

終 章 明治以降の“奇跡の発展”を支えた理系の力

 

竹村公太郎さん プロフィール

監修者の竹村公太郎(たけむら・こうたろう)さんは、1945年生まれ。東北大学工学部土木工学科修士課程修了。

建設省(現・国土交通省)入省後、近畿地方建設局長、河川局長などを歴任。2002年、国土交通省退官後、現在は日本水フォーラム代表理事。福島水力発電促進会議座長も務める。地形・気候・インフラの視点から歴史・文明を論じ、注目を集めている。

おもな著書に、ベストセラーとなった『日本史の謎は「地形」で解ける』(PHP研究所)など多数。

 

「理系」で読み解くすごい日本史 (青春新書インテリジェンス)
日本人は、一度も世界をリードしているという自覚はなかった。しかし、実際には、つねにものづくりの最先端を走っていた。その中心にあるのが、精緻なからくり人形に代表される、日本人の「縮小する技術」「細工する技術」である。日本の文明は、ずっとその底力を持ち続けていた。そんな「日本文明の奇跡」の一端を、日本史の中から解きほぐしてみたのが本書である。

 


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