『医師が教える発酵食スープ』毎日のスープで体がよみがえる!
腸医学の権威、松生恒夫さん著『医師が教える発酵食スープ』が、小学館集英社プロダクションより刊行されました。
「スープ」×「発酵食」で健康腸寿に
みそや漬けもの、チーズやアンチョビ、キムチなど身近にあるいろいろな発酵食品。これをいつものスープに取り入れるだけで、体がよろこぶ健康習慣となります。
どうして、スープにするのか?
健康は腸で決まる、ともいわれています。しかし、毎日の食事やストレスで、腸は冷えてしまいます。そこで、温かいスープを飲んで、腸を温めることが健康になるための第一歩となるのです。しかも、スープなら野菜もたっぷり摂れるので、一石二鳥の料理です。
漬けものの「パワフル乳酸菌」で、腸内環境を整える
発酵食のなかでも特に注目したいのが、漬けものです。
漬けものに含まれる植物性乳酸菌は、ヨーグルトとチーズに含まれる動物性乳酸菌と比べても生命力が強く、胃酸や腸液にも負けずに、腸まできちんと届くのです。そこで、松生恒夫さんは「パワフル乳酸菌」と名づけました。
体調のお悩み別に、スープレシピ23品
年齢を重ねるとともに、体にはさまざまな不調が出てきます。本書では、「パワフル乳酸菌」「腸と血がきれいになる」「冷え性に効く」「腸の活力を取り戻す」「大腸疾患予防」の5つのカテゴリーに分けて、スープレシピを紹介。
自分の体調に合わせて、今日の一品を選ぶことができるレシピ本です。
日替わりで選べる、バリエーション豊かなスープ
冷え込んできたこの時期、毎日飲んでもらえるよう、スープは和洋中、使用する食材も多彩に、いろいろなスープを掲載。しかも、どれも作るのは簡単。すぐにできるので、お気に入りをぜひ「我が家の定番」にしましょう。
松生恒夫さん プロフィール
松生恒夫さんは、東京慈恵会医科大学卒業。松生クリニック院長。医学博士。
現在までに4万件以上の大腸内視鏡検査を行ってきた実績を持つ。日本内科学会認定医、日本消化器内視鏡学会専門医・指導医、日本消化器病学会認定専門医。
おもな著書に『日本一の長寿県と世界一の長寿村の腸にいい食事』(PHP研究所)、『漬物を食べないと腸が病気になります』(廣済堂出版)などがある。
第二の脳とも呼ばれる腸。この腸の健康が、からだ全体の健康や長寿に直結すると言われています。 発酵食品には、乳酸菌をはじめ、腸内環境を整える栄養素が多く、腸を温め、血行促進し、免疫力を高めます。 本書では、それらの発酵食品を「スープ」という腸に栄養が届きやすい方法で食べられるよう、 レシピやその効能を紹介、家庭で実用的に使用できる健康レシピ本です。