『トヨタ社員だけが知っている超効率仕事術』残業の2大原因をなくしてスピード&高い品質の両立を実現!
生産性向上、残業ゼロなど、「働き方改革」が叫ばれるなか、日本一効率化を進めているトヨタの「ホワイトカラー向け超効率仕事術」を徹底解説した、渡邉英理奈さん著『トヨタ社員だけが知っている超効率仕事術』が、フォレスト出版より刊行されました。
早く帰れない2大原因「ムダな作業」と「やり直し」がなくなる!
「早く帰りたいのに、なかなか帰ることができない……」「仕事が思うように前に進まず、溜まっていく一方……」そんな残業を生み出してしまう2大原因が存在します。それは、【ムダな作業】と【やり直し】です。
プロセスにムダがあったり、ムダな作業をしていたり、ミスや勘違い、確認不足によるやり直しがあったり……。これらが原因で、想定以上に時間がかかってしまい、帰る時間が遅くなるわけです。
そんな「ムダな作業」や「やり直し」をなくし、「スピード」と「高い品質」の両立を実現する超効率仕事術を公開したのが本書です。
本書で解説されている「超効率仕事術」は、トヨタで長年継承されてきた概念「自工程完結」がベースとなっています。
トヨタの全世界数万人のホワイトカラー社員に普及させた著者が、「自工程完結」という伝統的な概念を体系立てて、8つのステップにまとめたメソッドです。
【Step1】仕事の目的とアウトプットを考える
【Step2】大まかな実施事項をリストアップしてスケジュールをつくる
【Step3】大まかな実施事項を作業レベルまで分解する
【Step4】分解した作業が完了したときに、どんな状態になっていればいいかを考える
【Step5】作業をするために必要な「物」「情報」を考える
【Step6】作業の役割分担を考える
【Step7】関係者にプロセスとスケジュールを共有する
【Step8】スケジュールの進捗管理
職種・業種を問わず、誰でも実践できるものばかり。効率化が求められている全ビジネスパーソンに役立つ一冊です。
本書の構成
第1章 トヨタ社員だけが知っている「超効率仕事術」とは?
第2章 プロセス&スケジュールをつくる
第3章 人を巻き込んで、さらに効率を上げる
第4章 次の仕事へつなげる仕事術
渡邉英理奈さん プロフィール
著者の渡邉英理奈(わたなべ・えりな)さんは、宮城県仙台市生まれ。業務効率化コンサルタント。
東北大学文学部卒業後、トヨタ自動車入社。5年間、トヨタの海外事業体の人材育成に携わり、「トヨタの問題解決」や「自工程完結」を全世界約100事業体に向けて教育。特に「自工程完結」の考え方は、長年概念として受け継がれてきたものを初めて体系立てて、整理し、社内テキストの執筆や研修講師として全世界の事業体に普及させた実績を持つ。
その後、本人が一番やりたかったレクサス企画部に異動し、3年間商品企画を担当。仕事内容がまったく異なる中でも、「自工程完結」メソッドを実践し、通常1車種担当の中、2車種を任されるが、残業時間は会社既定の360時間の中で収めて、数々の実績を出す。
2016年12月にトヨタを退社し、業務効率化コンサルタントとして独立。中小企業やベンチャー企業の経営者向けに業務効率化のコンサルティングや、一部上場企業から中小零細企業のビジネスパーソン向けに「超効率仕事術」のセミナーや社員研修を行っている。