『人生で大切なことはコーヒーが教えてくれる』美味しいコーヒーを飲みながら、ゆったりと自分と会話をする時間を作ってみませんか?
ディスカヴァー・トゥエンティワンは、コーヒーから教わった人生の秘訣を紹介する自己啓発書『人生で大切なことはコーヒーが教えてくれる』(著:テレサ・チャンさん/訳:佐々木雅子さん)を刊行しました。
本書ではコーヒーをこよなく愛する著者が、48の人生の秘訣をコーヒーにまつわるコラムを交えながら教えてくれます。
コーヒーを楽しむように、人生を楽しもう
本書は、コーヒーから教わった人生の秘訣を紹介するユニークな自己啓発書です。
コーヒーを飲みながら、あなたはどんな時間を過ごしていますか。
朝早く起きて家族が起きる前の時間をゆっくりと味わう人、仕事の前にスイッチを入れるために使う人、深夜にもうひと頑張りするためにコーヒーを淹れる人・・・
人それぞれの関わり方がある「コーヒー」ですが、著者であるテレサ・チャンさんは48の知恵をコーヒーから授けられたようです。
「コーヒーは温めなおしてはいけない。」
温めなおすと苦くなる―それは人生もおんなじ。
「一度使ったコーヒー粉をもう一度使うのは、まるで昔の恋人を訪ねるようなものだ。
すでに、美味しいところは味わいつくしてしまっている。」
などなど。思わず納得してしまうような、一風変わったコーヒー格言の数々をあなたも味わってみませんか?
幸せに満ち足りた人生の基本法則
本書で著者は、48の幸せで満ち足りた人生を実現するための知恵を教えてくれています。
あなたもすべてに行き詰ったように感じたとき、人に相談することで元気になったり、次の行動が思いついたりした経験はありませんか?
「悩みは人に相談することで軽くなる。問題は抱えこまないで、誰かと話した方がいい」
つまり、友達をコーヒーに招待すればいい!
本書で著者はこんなアドバイスをしています。
また、コーヒーを一人でゆったり飲む時間の使い方も紹介しています。
忙しい生活の中で怒涛のように生活が進んでいく毎日。
本書は、そんな中でコーヒーをゆっくりと飲む時間を使って、どんなことを考えれば思考をプラスに変換できるのかを様々な視点から教えてくれます。
「自分が本当に求めるものを見つけるためには、ちょっとしたコツがある。
それは、あなたが望むことをひとつ選んで、いろいろと想像をめぐらせてみること。
本当に求めるものを知ることで、目標を明確に定めることができる。そうしてはじめて、人生を自分でコントロールすることができるようになる」
コーヒーを飲みながら自分とこんな対話をしたらポジティブになれるよ、というアドバイスの数々は、自己啓発本にありがちな、「この思考がだめ!」「今すぐ変わらなきゃ!」という押しつけがましさが全くありません。
コーヒーブレイクを取るような軽いノリで、優しく包み込むように自分と向き合う時間は、どんな時間にも代えがたい贅沢な時間。
きっとこの本とともにコーヒーを飲み終えたあなたは、抱えていた悩みが軽くなっていることに気がつくでしょう。
どんな人にも響くような、人生の秘訣がたくさん書かれていますから!
コーヒーより紅茶派…コーヒーはミルクを淹れないと飲めない…そんなあなたも、ちりばめられたコーヒーにまつわる豆知識(トルコでは、妻にコーヒーを与えるのを拒否したり怠ったりすると、驚いたことに、離婚の正当な理由になる…)やコーヒー占い、コーヒー辞典など、楽しめるコンテンツが満載です。
本書の目次
はじめに
第1章 温めなおすと苦くなる
第2章 新鮮な豆を、いつも挽きたてで
第3章 豆は適度な挽き加減に
第4章 上質の豆と新鮮な水を使う
第5章 豆とお湯のバランスを正しく
第6章 沸騰したお湯は風味をこわす
第7章 温かいうちに飲む
あとがきにかえて
著者プロフィール
■著者:テレサ・チャン(Theresa Cheung)さん
ロンドン在住の著述家。
著書に『Worry: The Root of All Evil』『Stress: The Lazy Person’s Guide! How You Can Use Stress to Your Advantage』などがある。
「コーヒーは、昔から人生のささやかな楽しみのひとつだった」と言うくらい、大のコーヒー好き。コーヒーから学んだ、穏やかさ、静けさ、落ち着き、そしてコーヒーを楽しむ時間を通して得た、幸せで満ち足りた人生の基本法則を、本書を通して伝えている。
■訳:佐々木雅子さん
大阪教育大学教育学部卒業。訳書に『3秒間リラックス』『彼はいかにしてマネージャーからリーダーへと成長したか?』(小社刊)などがある。
一杯のおいしいコーヒーを淹れるように、毎日を最高に味わって生きる。
コーヒーをこよなく愛する著者がコーヒーから学んだ、満ち足りた人生を実現するための7つの基本原則。
【基本原則1】温めなおすと苦くなる――過去にとらわれない。
【基本原則2】新鮮な豆を、いつも挽きたてで――失敗を認め、いつも新鮮な気持ちで。
【基本原則3】豆は適度な挽き加減に――できることだけ、きちんとやる。
【基本原則4】上質の豆と新鮮な水を使う――自分の個性を大切にする。
【基本原則5】豆とお湯のバランスを正しく――困難を受け入れ、現実的に考える。
【基本原則6】沸騰したお湯は風味をこわす――身体のバランスを整える。
【基本原則7】温かいうちに飲む――今この瞬間を楽しんで生きる。