【訃報】絵本作家のエイミー・クラウス・ローゼンタールさんが死去 コラム「私の夫と結婚しませんか」を寄稿
アメリカの絵本作家・エイミー・クラウス・ローゼンタールさんが13日にシカゴで死去しました。51歳。
エイミー・クラウス・ローゼンタールさんは、マサチューセッツ州のタフツ大学とパリのソルボンヌ大学を卒業。絵本だけでなく、大人向けの本や短編映画も制作しています。
『スプーンくん』『アヒルだってば!ウサギでしょ!』『まめぼうやのリトル・ピー』などの著書があります。
ローゼンタールさんは2015年に卵巣がんと診断され、闘病中でした。3月上旬のニューヨーク・タイムズ紙に、間もなく妻を亡くす夫のために、結婚相手募集のコラムを寄稿したことで話題になりました。
「私の夫と結婚しませんか」というコラムで、卵巣がんで余命わずかと診断されたことを打ち明け、「自分の死後、残される夫のジェイソンさんには新しい人と出会ってほしい」「彼は恋に落ちやすい男性です。私の時も1日でそうなりました」(CNN.co.jpより)と綴っています。
また、友人で長年にわたって著作権管理を担当してきたエイミー・レナートさんは最後のコラムについて、「最も困難な状況で書かれた夫のジェイソンさんへのラブレターであり、夫と私たちすべてのための最高の贈り物だった」とコメントしています。
「ぼく、ともだちにくらべたらぜんぜんだめなんだもん」いつもげんきなスプーンくんがちょっとおちこんでいます。どうしちゃったんでしょうか。
アヒルだってば!ウサギでしょ!
これぞアヒルだーってのが、このほんのなかにいるんだ。いンやちがうね、そいつはウサギくんだよ。カバーをよくみてよ。アヒルだってばァ。いンや。ウサギじゃないのォ。アヒルだよォ。ウサギだってばァ。アヒルだったら、もう。ウ・サ・ギ、ですゥ。モノの見え方って、人それぞれ。アメリカで子どもたちに大人気。とってもふしぎでゆかいなだまし絵絵本。
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