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【科学ジャーナリスト賞2018】佐々木芽生さん、川端裕人らが科学ジャーナリスト賞を受賞 大賞は信濃毎日新聞社

日本科学技術ジャーナリスト会議(JASTJ)は、2018年度の科学ジャーナリスト賞の受賞作品を発表しました。

 

科学ジャーナリスト賞(JASTJ賞)について

科学ジャーナリスト賞は、科学技術に関する報道や出版、映像などで優れた成果をあげた人に贈られます。
新聞、テレビ、ラジオ、出版といったマスメディアでの活動だけでなく、ウェブサイトや博物館での展示、優れた啓蒙書を著した科学者や科学技術コミュニケーターなども対象としています。

今年で13回目の選考となります。

 

科学ジャーナリスト賞2018 受賞者

今回、新聞5点、書籍・雑誌55点、映像25点、ウェブ・企画展示7点の合計92作品の応募があり。この中から1次選考で14作品に絞られ、最終選考委員会で科学ジャーナリスト大賞1点、科学ジャーナリスト賞3点、特別賞1点が選ばれました。

なお、贈呈式は、5月10日午後6時30分から東京・内幸町のプレスセンタービル10階ホールで開催されます。

 
■科学ジャーナリスト大賞(1件)

信濃毎日新聞社編集局 「つながりなおす」取材班 代表 小松恵永(こまつ・けえ)さん
「つながりなおす 依存症社会」(2017/1/3~6/29)の連載に対して

 
■科学ジャーナリスト賞(3件)

・ドキュメンタリー映画監督・プロデユーサー 佐々木芽生(ささき・めぐみ)さん
『おクジラさま ふたつの正義の物語』(集英社)の著作に対して

・文筆家 川端裕人(かわばた・ひろと)さん
『我々はなぜ我々だけなのか アジアから消えた多様な「人類」たち』(講談社)の著作に対して

・日本放送協会(NHK)報道局 政経・国際番組部 ディレクター 安部康之(あんべ・やすゆき)さん、同 チーフ・プロデューサー 相沢孝義(あいざわ・たかよし)さん
クローズアップ現代+「中国“再エネ”が日本を飲み込む!?」(2017/12/4)の番組に対して

 
■特別賞(1件)

理科ハウス 館長 森裕美子(もり・ゆみこ)さん 
世界一小さな科学館「理科ハウス」の設立・運営に対して

 
選考委員は、相澤益男さん(国立研究開発法人科学技術振興機構顧問)、浅島誠さん(東京大学名誉教授/帝京大学特任教授)、白川英樹さん(筑波大学名誉教授)、村上陽一郎さん(東京大学名誉教授/国際基督教大学名誉教授)、米沢富美子さん(慶應大学名誉教授)およびJASTJ内部委員の方たちです。

 
※詳細は、https://jastj.jp/#20180425 をご覧ください。

 

おクジラさま ふたつの正義の物語
小さな町に押し寄せた、クジラを巡る大きな衝突。

大ヒットドキュメンタリー映画『ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人』の佐々木芽生監督が、6年の制作期間をかけて完成させた映画『おクジラさま ふたつの正義の物語』。
本書は、同映画の取材をもとに書き下ろした、著者初のノンフィクション作品。

紀伊半島南端に近い、和歌山県太地町。追い込み漁を糾弾した映画『ザ・コーヴ』がアカデミー賞を受賞して以来、この小さな漁師町は世界的論争に巻き込まれた。
「くじらの町」として400年の歴史を持つ「誇り」は、シーシェパードを中心とした世界中の活動家たちから集中非難の的となる。ヒートアップする対立が沸点に達しようという2010年秋、著者は太地町を訪れる。 そこでは、マスメディアが報じてきた二項対立――捕鯨を守りたい日本人とそれを許さない外国人――という単純な図式ではなく、賛否に縛られない多種多様な意見があった。
歴史・宗教・イデオロギー、自分と相容れない他者との共存は果たして可能なのか。
装画は、映画のポスターと同じ日本画家の山口晃氏。

 
我々はなぜ我々だけなのか アジアから消えた多様な「人類」たち (ブルーバックス)
教科書に載っているジャワ原人や北京原人だけではない。我々ホモ・サピエンスの出現前、アジアには実に多様な「人類」がいたことがわかってきた。そして「彼ら」は、我々の祖先と共存する「隣人」だったかもしれない!ならば、なぜ今、我々は我々だけなのだろうか?アジア人類進化学の第一人者に導かれ、「我々とは何か」を問いつづけた著者が最後に出会った衝撃の仮説とは?知的興奮に満ちた、我々のための新しい人類学!

 
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