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【科学ジャーナリスト賞2020】三井誠さん『ルポ 人は科学が苦手』など3作品が受賞

「科学ジャーナリスト賞2020」が決定!

「科学ジャーナリスト賞2020」が決定!

日本科学技術ジャーナリスト会議は6月9日、科学技術に関する報道や出版、映像などで優れた成果をあげた人を顕彰する「科学ジャーナリスト賞2020」の受賞作品を発表しました。

 

「科学ジャーナリスト賞2020」が決定!

「科学ジャーナリスト賞2020」の受賞者・受賞作品は次の通りです。

 
<「科学ジャーナリスト賞2020」受賞者・受賞作品>

■毎日新聞「幻の科学技術立国」取材班(代表・須田桃子さん)
書籍『誰が科学を殺すのか 科学技術立国「崩壊」の衝撃』(毎日新聞出版)

■読売新聞東京本社編集局科学部次長 三井誠さん
書籍『ルポ 人は科学が苦手 アメリカ「科学不信」の現場から』(光文社)

■中日新聞編集局社会部記者・小沢慧一さん
新聞連載「南海トラフ80%の内幕(2019/10/20~12/1、7回連載)

 
※特別賞など全受賞作品および贈賞理由など詳細は、https://jastj.jp/jastj_prize/ をご覧ください。

 

『ルポ 人は科学が苦手』著者・三井誠さん「受賞コメント

「全米各地を訪ね、科学と社会の関係について取材して考えた成果が、今回の受賞につながりました。米国での取材現場の風景、インタビューをした多くの人たちの顔やその表情を思い出すとともに、喜びがこみ上げてきます。ご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。新型コロナウイルスの感染拡大で、科学の知見を社会にいかすことがますます重要になってきていると思います。拙著から、そのヒントになることを読み取ってもらえるとしたら、とてもうれしく思います」

 
【著者プロフィール】
三井 誠(みつい・まこと)さんは、1971年、北海道小樽市生まれ。京都大学理学部卒業。読売新聞東京本社に入社後、金沢支局などを経て、1999年から東京本社科学部。生命科学や環境問題、科学技術政策などの取材を担当。2013~14年、米カリフォルニア大学バークレー校ジャーナリズム大学院客員研究員(フルブライト奨学生)。15~18年、米ワシントン特派員として大統領選挙や科学コミュニケーション、NASAの宇宙開発などを取材した。2020年から慶應義塾大学非常勤講師も務める。著書に『人類進化の700万年』(講談社現代新書)がある。

 

誰が科学を殺すのか 科学技術立国「崩壊」の衝撃
毎日新聞「幻の科学技術立国」取材班 (著)

――「選択と集中」、そして「効率」を求める政策が研究力を低下させ、大学を破壊する。日本の学術に輝きを取り戻す必読の書。
山極寿一・京都大学長

「平成・失われた30年」をもたらした「科学研究力の失墜」はなぜ起こったのか?
「選択と集中」という名の「新自由主義的政策」および「政治による介入」の真実、および疲弊した研究現場の実態とは?
毎日新聞科学環境部が渾身のスクープ!

【著者について】
毎日新聞「幻の科学立国」取材班
毎日新聞科学環境部に在籍した記者による特別取材班。西川拓(デスク)、須田桃子(キャップ)、阿部周一、酒造唯、伊藤奈々恵、斎藤有香、荒木涼子が取材、執筆を担当した。

ルポ 人は科学が苦手 アメリカ「科学不信」の現場から (光文社新書)
三井 誠 (著)

子どものころから科学が好きだった著者は、新聞社の科学記者として科学を伝える仕事をしてきた。そして2015年、科学の新たな地平を切り開いてきたアメリカで、特派員として心躍る科学取材を始めた。米航空宇宙局(NASA)の宇宙開発など、科学技術の最先端に触れることはできたものの、そこで実感したのは、意外なほどに広がる「科学への不信」だった。
「人は科学的に考えることがもともと苦手なのではないか」――。全米各地に取材に出かけ、人々の声に耳を傾けていくと、地球温暖化への根強い疑問や信仰に基づく進化論への反発の声があちこちで聞かれた。
その背景に何があるのか。先進各国に共通する「科学と社会を巡る不協和音」という課題を描く。

 
【関連】
科学ジャーナリスト賞 – 日本科学技術ジャーナリスト会議

 


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