【第一回徒然草エッセイ大賞】「一般」千葉県・生天目咲樹さん、「中学生」京都府・中咲月さん、「小学生」京都府・立美育也さんが大賞
八幡市(京都府)が昨年公募したエッセイ賞「第一回徒然草エッセイ大賞」の受賞作品が決定しました。第一回のテーマは「出会い」。
徒然草エッセイ大賞について
徒然草エッセイ大賞は、京都府八幡市が2017年、市制施行40周年を機に創設した公募の文学賞です。広く全国からエッセイ(随筆)作品を募集。PHP研究所(京都市)が共催。石清水八幡宮が協力。京都府、京都府教育委員会、歴史街道推進協議会、八幡市観光協会、八幡市商工会、八幡市工業会が後援。「一般の部」「中学生の部」「小学生の部」の3部門で構成。
なお、日本三大随筆のひとつとされる吉田兼好の『徒然草』では、八幡市の擁する石清水八幡宮(現・国宝)の参詣に因む第52段が、とりわけ一般に知られており、「『徒然草』への敬意のもと、本事業を創設し継承することで“文化芸術都市・八幡市”を推進していく」とのことです。
第一回徒然草エッセイ大賞 受賞作品
第一回徒然草エッセイ大賞には、国内外から計2,581点の応募があり、「一般の部」「中学生の部」「小学生の部」の各部門 ごとに大賞1編、優秀賞3編、佳作5編が選ばれました。
【大賞】
■一般の部 「よう、虫」 千葉県柏市・ 生天目咲樹(なまため・さき)さん(17)
■中学生の部 「嬉し涙」 京丹波町立蒲生野こもの中学校2年・ 中咲月(なか・さつき)さん
■小学生の部 「忘れられなかった事」 八幡市内の小学校6年・立美育也(たつみ・いくや)さん
選考委員は、山折哲雄さん(選考委員長/国際日本文化研究センター名誉教授)、茂木健一郎さん(脳科学者)、中江有里さん(女優・作家)、田中恆清さん(石清水八幡宮宮司)、寺田昭一さん(編集者・PHP総研シニアコンサルタント)、堀口文昭さん(八幡市長)。
なお、各賞の受賞者・受賞作品など詳細は、http://www.tsurezure-essay.jp/archives.html をご覧ください。
【関連】
▼第一回 徒然草エッセイ大賞 つれづれびとよ、筆をとれ。
◆つれづれびとよ、筆をとれ! 第四回「徒然草エッセイ大賞」が開催 今回のテーマは「変化」 | 本のページ
◆つれづれびとよ、筆をとれ!「第三回徒然草エッセイ大賞」が開催 今回のテーマは「発見」 | 本のページ
◆つれづれびとよ、筆をとれ!第二回「徒然草エッセイ大賞」 今回のテーマは「旅立ち」 | 本のページ
◆第一回「徒然草エッセイ大賞」 つれづれびとよ、筆をとれ! テーマは「出会い」 | 本のページ