本のページ

SINCE 1991

【訃報】詩人・英米文学者の石原武さんが死去 文教大学名誉教授

詩人で英米文学者の石原武(いしはら・たけし)さんが3月20日、肺炎のため埼玉県内の高齢者施設で死去しました。87歳。山梨県甲府市出身。葬儀は近親者のみで行います。喪主は長男の覚さん。後日、送る会を開催。

 
石原武さんは、1930年生まれ。立正女子大学(現・文教大学)助教授、文教大学教授、同付属中学校・高等学校校長、同大学図書館長などを歴任し、2001年に定年退官。文教大学名誉教授。元・日本詩人クラブ会長。

1974年に『離れ象』で日本詩人クラブ賞を、1996年に英米現代詩の翻訳を評価され第21回地球賞を、2007年に『遠いうた 拾遺抄』で日本詩人クラブ詩界賞を受賞。

詩集に『軍港』『飛蝗記(ひこうき)』など。訳書に『ケネス・パッチェン詩集』やブライアン・W・オールディスの作品など。

 

石原武全詩集
全詩業に加え、半世紀にわたる海外詩渉猟の多彩な果実を収録。

 
ケネス・パッチェン詩集 (世界現代詩文庫)

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です