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【齋藤茂吉短歌文学賞】大辻隆弘さんの歌集『景徳鎮』が受賞

山形県は3月16日、第29回齋藤茂吉短歌文学賞の受賞作品を発表しました。

 

第29回齋藤茂吉短歌文学賞 受賞作品

第29回斎藤茂吉短歌文学賞の受賞作品は次の通りです。

 
■受賞作品
大辻隆弘(おおつじ・たかひろ)さん
『景徳鎮』(砂子屋書房)

 
大辻隆弘さんは1960年、三重県生まれ。龍谷大大学院文学研究科(哲学)修了。高校教諭。岡井隆さんに師事。現在、歌誌「未来」選者。現代歌人集会賞、寺山修司短歌賞、島木赤彦文学賞、日本歌人クラブ評論賞、佐藤佐太郎短歌賞を受賞。

選考委員は、三枝昻之さん(委員長/「りとむ」発行人)、小池光さん(仙台文学館館長)、小島ゆかりさん(「コスモス」選者)、永田和宏さん(「塔」選者)。

 
なお、受賞者の大辻隆弘さんには賞金100万円が贈られます。贈呈式は5月13日、山形県上山市の三友エンジニア体育文化センター(上山市体育文化センター)で開催される「第44回斎藤茂吉記念全国大会」の席上で行われる予定。

※選考理由、受賞者略歴など詳細は、http://www.pref.yamagata.jp/pickup/interview/pressrelease/2018/03/copy_of_26152903/press_file01.pdf(PDF)をご覧ください。

 

齋藤茂吉短歌文学賞について

齋藤茂吉短歌文学賞は、山形県の生んだ歌人・齋藤茂吉が短歌文学の発展振興に寄与した功績を記念し、短歌の分野において優れた業績をあげた者を顕彰する全国レベルの賞として、山形県が平成元年度に創設した文学賞です。山形県知事を委員長とする齋藤茂吉短歌文学賞運営委員会が主催。

平成29年1月1日から12月31日までに発行された歌集・歌論・歌人研究等を対象とし、全国の有名歌人等204名に推薦を依頼し、25作品を選出。25作品について、1月に選考委員による予備選考を行い、3作品を選出。2月に東京都内で選考委員会を開催し、3作品から受賞者・作品を決定しています。

 
【関連】
第29回齋藤茂吉短歌文学賞の決定について〔PDF〕

 


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