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【Twitter文学賞】加藤シゲアキさん『チュベローズで待ってる』とコルソン・ホワイトヘッドさん『地下鉄道』が第1位

第8回Twitter文学賞の結果発表が3月3日、下北沢のB&Bで行われました。

 

第8回Twitter文学賞の結果について

第8回Twitter文学賞の国内編は加藤シゲアキさんの『チュベローズで待ってる』が、海外編はコルソン・ホワイトヘッドさんの『地下鉄道』が、それぞれ第1位に輝きました。

 
■第8回Twitter文学賞(国内)

第1位:加藤シゲアキさん『チュベローズで待ってる』(扶桑社)

第2位:佐藤亜紀さん『スウィングしなけりゃ意味がない』(KADOKAWA)

第3位:松浦理英子さん『最愛の子ども』(文藝春秋)

※国内編のすべての順位は、https://twitter-bungaku-award.theblog.me/posts/3742317?categoryIds=1087464 をご覧ください。

 
■第8回Twitter文学賞(海外)

第1位:コルソン・ホワイトヘッドさん『地下鉄道』(谷崎由依さん・訳/早川書房)

第2位:パク・ミンギュさん『ピンポン』(斎藤真理子さん・訳/白水社)

第3位:陳浩基さん『13・67』(天野健太郎さんん・訳/文藝春秋)

※海外編のすべての順位は、https://twitter-bungaku-award.theblog.me/posts/3743956?categoryIds=1087464 をご覧ください。

 
【第8回Twitter文学賞の結果発表会の動画】

 

Twitter文学賞について

Twitter文学賞は、書評家の豊崎由美さんが発起人となり、2011年より開催されている文学賞です。「Twitter文学賞事務局」が運営。

一般の読者が、前年に刊行された国内の新作小説(国内編)、海外の初訳小説(海外編)の中で一番おもしろいと思った作品をTwitter上での投票(ツイート)し、順位を決定します。Twitterユーザーであれば誰でも投票できます。国内編・海外編それぞれ、1票のみ投票可。

なお、同賞にTwitter社は関与していません。

【参考】
★「Twitter文学賞【やってみようと思った気持ち】豊崎由美」
https://twitter-bungaku-award.theblog.me/posts/2084783?categoryIds=423452

 

チュベローズで待ってる AGE22
就活に惨敗し、自暴自棄になる22歳の光太の前に現れた、関西弁のホスト・雫。翌年のチャンスにかけ、就活浪人を決めた光太は、雫に誘われるままにホストクラブ「チュベローズ」の一員となる。人並み外れた磁力を持つ雫、新入りなのに続々と指名をモノにしている同僚の亜夢、ホストたちから「パパ」と呼ばれる異形のオーナー・水谷。そして光太に深い関心を寄せるアラフォーの女性客・美津子。ひとときも同じ形を留めない人間関係のうねりに翻弄される光太を、思いがけない悲劇が襲う―。

 
地下鉄道 (早川書房)
コーラはランドル農園の奴隷だ。身よりはなく、仲間たちからは孤立し、主人は残虐きわまりない。ある日、新入りの奴隷に誘われ、彼女は逃亡しようと決意する。農園を抜け出し、暗い沼地を渡り、地下を疾走する列車に乗って、自由な北部へ…。しかし、そのあとを悪名高い奴隷狩り人リッジウェイが追っていた!歴史的事実を類まれな想像力で再構成し織り上げられた長篇小説。世界を圧倒した奴隷少女の逃亡譚。ピュリッツァー賞、全米図書賞、アーサー・C・クラーク賞、カーネギー・メダル・フォー・フィクション、シカゴ・トリビューン・ハートランド賞、レガシー・フィクション賞、インディーズ・チョイス・ブック・アワード受賞!ニューヨーク・タイムズ・ベストセラーAmazon.comが選ぶ2016年のNo.1。

 
【関連】
Twitter文学賞事務局
ツイッター文学賞(@tb_award) | Twitter

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