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八束澄子さん『森と、母と、わたしの一週間』刊行記念オンラインイベントを開催

八束澄子さんが毎日なんとなく息苦しいと感じるあなたへ贈るものがたり『森と、母と、わたしの一週間』(装画:いとうあつきさん)がポプラ社より刊行されました。これを記念して、八束澄子さんとYA・児童文学紹介サイト「ハコブネ×ブックス」主宰のきむらともおさんによるオンライントークイベント「八束澄子さんと、新刊と、これまでの作品全巻」が11月16日(土)に開催されます。

 

トークイベント「八束澄子さんと、新刊と、これまでの作品全巻」開催概要

ハコブネ×ブックス主宰のきむらともおさんが、児童文学作家八束澄子さんと担当編集者をゲストに迎え、八束さんの新刊『森と、母と、わたしの一週間』(ポプラ社)を中心に、八束作品とその周辺のYA作品について語り合います。

※司書さん向けの研修企画ですが、どなたでも参加できます。

 
■日時:2024年11月16日(土)14:00~16:00 参加無料

■定員:リアルタイム参加者80名(Zoomにて配信)
※アーカイブも同時受付中(当日参加できない方は、アーカイブにお申し込み下さい)

■登壇者
◎進行:きむらともおさん(YA・児童文学紹介サイト「ハコブネ×ブックス」(https://hakobune.wp-x.jp/)主宰)
◎ゲスト:八束澄子さん、井出香代さん(ポプラ社編集者)

■参加費:無料

■共催:教大協学校図書館部門/学校図書館問題研究会・東京支部/日本子どもの本研究会YA部会/東京学芸大学附属学校司書部会

★申込み:https://forms.gle/FcitkDMZVcabyBNUA

 

著者プロフィール

八束澄子(やつか・すみこ)さんは、広島県因島出身。『青春航路ふぇにっくす丸』(文溪堂)で日本児童文学者協会賞、『わたしの、好きな人』(講談社)で野間児童文芸賞を受賞。『明日のひこうき雲』『団地のコトリ』(ともにポプラ社)は国際推薦児童図書目録「ホワイト・レイブンズ」に選出。

そのほかの作品に、『明日につづくリズム』『オレたちの明日に向かって』『ぼくたちはまだ出逢っていない』(ともにポプラ社)、『いのちのパレード』(講談社)、『ぼくらの山の学校』(PHP研究所)など多数。

 

森と、母と、わたしの一週間 (teens’ best selections)
八束 澄子 (著)

――風によばれて、ここまで来た
わたしが、わたしになれる場所

毎日なんとなく息苦しいと感じるあなたへエールをおくる物語

友達の一言に傷つき、仕事に疲れた父親には悩みも言えず、やりきれない気持ちを抱える野々歩。通学の途中、ふと風によばれた気がして、電車に乗って向かったのは、亡くなった祖母の住んでいた町。遺産の後片づけのため、母親がしばらく家を空けて、そこにいるのだ。自分を放っておく母親への複雑な気持ちを抱えたまま、なりゆき上、母親がボランティアで関わる「森のようちえん」の子どもたちと一緒に過ごすことになる。大自然の中で力強く生きる子どもたちを目の当たりにして、野々歩も自然の美しさ、厳しさを知り、自分自身とも向き合っていく。

装画:いとうあつき

 
【関連】
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