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テレビがいつも優しいと思うなよ――戸部田誠(てれびのスキマ)さん『フェイクドキュメンタリーの時代――テレビの愉快犯たち』が刊行

「てれびのスキマ」こと戸部田誠さん著『フェイクドキュメンタリーの時代――テレビの愉快犯たち』が小学館新書より刊行されました。

 

空前のフェイクドキュメンタリーブームの源泉はテレビ番組にあった!

近年、テレビやYouTube、書籍、イベントなど幅広いシーンで「フェイクドキュメンタリー」をテーマにした作品が数多く発表され、大きな存在感を放っています。

 
なぜ、嘘(フィクション)を前提にしながら、事実(ドキュメンタリー)であるかのように見せるという特異なジャンルが支持を集めるようになったのか――。

ブームの端緒を遡ると2003年放送のテレビ番組「放送禁止」に突き当たります。本書では、テレビで放送されたフェイクドキュメンタリー番組の現代史を振り返ります。

 
巻末には「放送禁止」でディレクターを務めた長江俊和さんと「さよならテレビ」の土方宏史さんによる特別対談を収録。現代のテレビ・フェイクドキュメンタリーの第一人者と、先進的なドキュメンタリー作品を発表し続けるドキュメンタリストが、「ドキュメンタリーとフェイクドキュメンタリーの境界」を語りつくしました。

2003年から2024年8月までの「フェイクドキュメンタリー(的)テレビ番組年表」も収録。

 
【登場番組】※順不同
フジテレビ「放送禁止」、テレビ東京「森達也の「ドキュメンタリーは嘘をつく」」、日本テレビ「ぜんぶウソ」、フジテレビ「とんぱちオードリー」、NHK「タイムスクープハンター」、TBS「日本のこわい夜~特別編 本当にあった史上最恐ベスト10」、テレビ東京「山田孝之の東京都北区赤羽」、テレビ東京「山田孝之のカンヌ映画祭」、テレビ東京「緊急生放送!山田孝之の元気を送るテレビ」、NHK Eテレ「TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇」、フジテレビ「CITY LIVES」、テレビ東京「Aマッソのがんばれ奥様ッソ!」、テレビ東京「このテープもってないですか?」、テレビ東京「SIX HACK」、NHK「ニッポンおもひで探訪」

 

編集担当からのおすすめ情報

 
〈フェイクドキュメンタリーは今の “つまらない番組” が蔓延る状況下に偶然かつ必然に生まれた強烈なカウンターカルチャーであり、テレビの未来を想像する上では欠かすことのできないジャンルに違いない。〉
(「序章」より抜粋)

 
ゴールデン帯のテレビ番組表を見ると、大食い、クイズ、歌番組ばかり。そしてどの番組も画面いっぱいにテロップが広がり、けたたましい音のSEで溢れています。生粋のテレビっ子である著者・戸部田誠さんも“つまらない番組”が少なくないと正直に告白します。

そんな中で「フェイクドキュメンタリー」が未だかつてないほどの存在感を示しています。

フェイクドキュメンタリーのブームの源泉をたどると、2003年放送のテレビ番組『放送禁止』に突き当たります。“つまらない番組” だらけのテレビ界から、なぜハイコンテクストで万人向けであるとは言い難いコンテンツが生まれ、ブームを生み出したのでしょうか。

日本で最もテレビを視聴していると言っても過言ではない著者が、膨大な資料と番組制作者への直接取材を元に解き明かした「テレビ・フェイクドキュメンタリー現代史」をぜひご覧ください!

 

著者プロフィール

戸部田誠(とべた・まこと)さんは、1978年生まれ。ライター。ペンネームは「てれびのスキマ」。テレビ番組に関する取材を行なう。

著書に『1989年のテレビっ子』『タモリ学』『芸能界誕生』『史上最大の木曜日 クイズっ子たちの青春記』など。

 

フェイクドキュメンタリーの時代: テレビの愉快犯たち (小学館新書)
戸部田 誠(てれびのスキマ) (著)

「フェイクドキュメンタリー」──嘘(フィクション)を前提にしながら事実(ドキュメンタリー)であるかのように見せるジャンルが支持を集めている。その端緒を遡ると2003年放送の伝説的テレビ番組『放送禁止』に突き当たる。

「分かりやすさ」や「正しさ」が第一義のテレビ界で、なぜフェイクドキュメンタリーの萌芽が生まれたのか。かつて「嘘」は「やらせ」として明確に認識されていたテレビ界で、なぜ平然と嘘を垂れ流すご法度に近い番組を放送できたのか。

万人向けを是とする価値観に抗い、“分かりにくく、正しくない番組”を世に放つ愉快犯たちの闘いに迫った正真正銘のノンフィクション!

巻末には2003年から2024年8月時点までの「フェイクドキュメンタリー(的)テレビ番組年表」を収録。

 
【関連】
試し読み|「フェイクドキュメンタリーの時代」|小学館

 


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