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「ギャグマンガ日和」増田こうすけさん初の短編小説集『ギャグ小説日和 転校生』が刊行

『増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和』(「ジャンプSQ.」連載中・現タイトル『増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和GB』)で知られる漫画家・増田こうすけさんの初の短編小説集『ギャグ小説日和 転校生』が集英社より刊行されました。

 

青崎有吾さん、浅倉秋成さん、高山一実さんら文学界から推薦コメントも!

 
【あらすじ】

海外からの転校生・浦賀。クラス中の注目を集める彼には、ある疑惑が…!?(「転校生」)
友達のコイタと海に行くことになった”僕”だが、コイタには何か言いたいことがあるようで…!?(「僕の夏休みの冒険」)

さらに、娘の交際相手を前に”あの一言”が言えずに苦悩する「お義父さん」、輪ゴムという存在の起源を巡る「港川浩壱の一人旅のススメ 輪ゴムにさそわれ奈良の旅」など、これまで「ジャンプSQ.」にて発表した短編小説もすべて収録した、増田文学の第1作にして決定版!

 
〔収録作品(掲載順)〕

僕の夏休みの冒険
転校生
お義父さん
イケメンニュージェネレーション
3回表
港川浩壱の一人旅のススメ 輪ゴムにさそわれ奈良の旅
知られざるバレエの世界
ジャックの豆

★試し読み:https://note.com/jump_j_books/n/n86e9986e0d74

 
<文学界、騒然!>

■青崎有吾さん
「大傑作を読み、ヒャッと叫んでしまった。才能すごっ」

■浅倉秋成さん
「圧巻の筆力。これこそが小説の魅力にして、小説の真骨頂。他の何とも似つかぬ増田文学が、マンガを飛び出し僕らを撃ち抜く!」

■高山一実さん
「毎日ちょっとずつ読むのが私の日々の楽しみでした。しかしウホが頭から離れません。ウホから始まる友情、学生時代ならあった気がして妙に懐古してしまいました」

 
◆大盛堂書店(東京・渋谷) 山本亮さん
「過去の大切な思い出がちょっとした出来心で汚されたとしても、不器用なあの頃の輝きは、今でも自分たちの心のなかにひっそりと放たれる。
行き場のないあの日々は、最高でもなく火傷するような熱気もない、彼らだけに許された達成感のない青春だ。そんな気持ちをこの物語から、いつまでもしみじみ?みしめたいのだ。」

◆丸善 ラゾーナ川崎店 神代莉奈さん
「心の中で抱いていた歯がゆい感情を文章化してくれる増田先生が小説家デビュー!? 限りなく日常に近いフィクションの中で創り出される増田先生の世界観は、どこか純文学の香りを感じさせます。唯一無二の増田文学と言っても過言ではない!」

◆啓文堂書店 府中本店 赤井裕輝さん
「小説として読むギャグマンガ日和!というお話もあり、読み応えのある青春小説もありで、かなり満足な短編集でした。
漫画のコマがありありと脳裏に浮かぶ描写力、増田こうすけ先生作品に時たまあらわれるいたたまれないストーリー。そして言わずもがなのギャグ。
そうした先生の作品を愛してやまない読者様でしたら、必ず楽しく読み切れる作品となっています。」

 

著者プロフィール

増田こうすけ(ますだ・こうすけ)さんは、1998年「夢-赤壁の戦い-」にて第49回赤塚賞準入選。

1999年、「月刊少年ジャンプ」にて「増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和」連載開始。同作は2015年に「増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和GB」と改題され、2024年現在も連載中。

そのほかの作品に『ギリシャ神話劇場 神々と人々の日々』『あの頃の増田こうすけ劇場 ギャグマンガ家めざし日和』など。

 

 
【関連】
【試し読み】ギャグ小説日和 転校生|JUMP j BOOKS

 


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