「エレガント人生」コンビ共著による初小説『酔い醒めのころに』が刊行
YouTubeの動画配信を主戦場にした、お笑い芸人「エレガント人生」が山井祥子さんと中込悠さんのコンビ共著という形で、動画の世界観とは一線を画した珠玉の初小説『酔い醒めのころに』を玄光社より刊行しました。
YouTubeにて人気のお笑い芸人「エレガント人生」のコンビ共著による初小説!
「わたしたちの愛はみっともなくて、痛い。
頭にネガティブな言葉がつまっている夜。
焦りや不安で息苦しくなるけれど、
あなたはあなたのルールで自分の物語を生きたらいいと受け入れてくれる。
この小説は温かい逃げ場。」
―― 一木けいさん(作家)
《なにごとも一旦取り繕うことを覚えると、
素の自分に戻るのが怖くなってしまう。
それまで当たり前に“素面”で生きていたとしても》
《全てはしあわせになるために。
しあわせに見せるために》
《俺は何のために頑張ってるんだろう。
誰のために頑張ってるんだろう。
自分のためにってどうすればいいの?》
(本文より)
Z世代の6人の男女が集まり、飲み会で繰り広げられる人間模様。一見、お気楽に見える彼らが見せるオモテの顔とウラの顔。酔っている自分と素面な自分、本当の自分とはなんなのか?
チャンネル登録者数50万人超え!ホストとホス狂カップルからおばあちゃんと孫娘、はては地下アイドルとそれを推すファンなど、多彩で幅広いキャラクターを確かな演技力と深い洞察力で切りとった動画で、若い世代からの支持を集めている男女コンビ「エレガント人生」。
動画配信を主戦場にするシン・芸人とも言える彼らがコンビ共著という形で、動画の世界観とは一線を画した珠玉の初小説を上梓。パパ活、インフルエンサー、メンズメイク、ブラック企業、学歴マウント、モブなど、今の時代のキーワードがちりばめられ、Z世代のリアルを感じさせる傑作がここに誕生しました。
本書の目次
1章 缶チューハイ
2章 ビール
3章 生グレープフルーツサワー
4章 芋焼酎(ストレート)
5章 アイリッシュコーヒー
6章 勝利の美酒
7章 酔い醒めの水
著者プロフィール
エレガント人生は、吉本興業所属の男女コンビ。共に東京NSC19期生。2020年5月18日コンビ結成。中込悠(なかごめ・ゆう)さんは、1989年1月6日生まれ。山井祥子(やまい・しょうこ)さんは、1994年2月16日生まれ。
登録者数50万人のYouTubeチャンネル「エレガント人生チャンネル」(@elegantjinsei)ではほぼ毎日20時に新作を発表。中込悠さんと山井祥子さんの共著で初小説『酔い醒めのころに』を執筆。
酔い醒めのころに エレガント人生 (著) |
◆直木賞作家・井上荒野さん〈愛の行方の複雑さ〉を描く『猛獣ども』が刊行 | 本のページ
◆【第30回島清恋愛文学賞】上田岳弘さん『最愛の』と一穂ミチさん『光のとこにいてね』が受賞 | 本のページ
◆「第22回『このミステリーがすごい!』大賞」隠し玉!上田春雨さん『呪詛を受信しました』が刊行 | 本のページ
◆掌編小説さん〈140字小説〉『ごめん。私、頑張れなかった。』 が刊行 | 本のページ