「寄生獣」岩明均さん歴史大作『ヒストリエ』5年ぶりの新刊12巻が刊行
『寄生獣』で知られる岩明均さんが「月刊アフタヌーン」(講談社)で連載中の歴史大作『ヒストリエ』の約5年ぶりとなる新刊12巻が6月21日(金)に刊行されます。
歴史超大作『ヒストリエ』5年ぶりの新刊12巻が発売!
岩明均さんの代表作のひとつといえば、全世界累計発行部数2,500万部超え、完結から約30年が経った今もなお、業界内外の多くの人々を魅了し続けるベストセラー漫画『寄生獣』。その岩明さんが漫画家としてデビューする前から温めていた物語、それがこの『ヒストリエ』です。
舞台は紀元前、後にアレキサンダー大王の書記官となるエウメネスの波乱に満ちた生涯を描いた物語。
2019年7月23日に発売されたコミックス第11巻の最後で描かれていたのは、マケドニア王妃・オリュンピアスと、マケドニア王子・アレクサンドロスに似た顔を持つ男・パウサニアスの出会い。王妃は彼に興味を持ち、そしてそれが、後の歴史を大きく動かすことになります。
【『ヒストリエ』あらすじ】
舞台は紀元前。奴隷の身分にありながら、豊かな教養と観察眼、判断力、そしてそれらを駆使して行動を起こす度胸を兼ね備えた、不思議な青年・エウメネスがいた。
あの偉大なる哲学者・アリストテレスの逃亡を助けたりしながら、彼が目指していたのは、「故郷」と呼ぶカルディアの街……。のちにアレキサンダー大王の書記官となるエウメネスの、波乱に満ちた生涯を描いた歴史大作が登場!
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著者プロフィール
岩明均(いわあき・ひとし)さんは、1960年生まれ、東京都出身。。1985年「ゴミの海」が「モーニングオープン増刊」に掲載され、デビュー。
1993年『寄生獣』で第17回講談社漫画賞、1996年には第27回星雲賞コミック部門、2010年に『ヒストリエ』で第14回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞、2012年に第16回手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞。他の作品に『七夕の国』『ヘウレーカ』等がある。
ヒストリエ(12) (アフタヌーンKC) 岩明 均 (著) エウリュディケ殺害計画はエウメネスの働きで阻止された。計画の首謀者でることが発覚した王妃オリュンピアスは故郷へと送られることになる。その途上で、フィリッポス王の暗殺部隊が王妃一行を襲う。王妃の護衛ネオプトレモスが応戦し、暗殺部隊は一人を残して撃退される。最後の一人は王子アレクサンドロスに似た顔を持つ男・パウサニアスだった。彼に王妃は興味を持つ。そしてそれが、後の歴史を大きく動かす! |
<既刊>
ヒストリエ(1) (アフタヌーンKC) 岩明 均 (著) 『寄生獣』で世を震撼させた岩明均氏が漫画家としてデビューする前から温めていた物語、それがこの『ヒストリエ』。舞台は紀元前、後にアレキサンダー大王の書記官となるエウメネスの波乱に満ちた生涯を描いた歴史大作です。蛮族スキタイの出身でありながらそれを知らず、都市国家カルディアでギリシア人養父母に育てられたエウメネスは、そのおかげでギリシア的教養を身につけることとなる。ある日養父がスキタイ人に殺され、自分の出自を知ったエウメネスは奴隷の身分に落とされてしまう。それが彼の波乱の旅の始まりだったのです。 |
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