本のページ

SINCE 1991

今村翔吾さん『海を破る者』刊行記念トークイベントを開催

今村翔吾さんによる〈モンゴル帝国の襲来「元寇」〉をテーマにした歴史大河小説『海を破る者』(文藝春秋)の刊行を記念して、6月7日(金)に講演会「海を破る者 蒙古襲来と長崎」が長崎で開催されます。

 

講演会「海を破る者 蒙古襲来と長崎」開催概要

日本史上最大の危機、蒙古襲来から750年。本作は、その危機に立ちあがった没落御家人の熱い思いを描く歴史大河小説です。元寇終焉のゆかりの地・長崎県にての記念講演となります。

なお、講演会の参加者全員に今村翔吾さん自身が直筆でサインした『海を破る者』が付いてきます。さらに、ご希望の方には講演会終了後に今村翔吾さんよりお名前を入れてもらえます。

 
■開催日時:2024年6月7日(金)19時~

■場所:長崎ブリックホール 国際会議場(長崎市茂里町2-38)

■定員:先着300席

■参加費:書籍代込みで2500円(税込み)

■主催:文藝春秋

★詳細&申込み:https://imamura-umi-nagasaki.peatix.com/

 

元寇をテーマにした歴史大河小説『海を破る者』について

【あらすじ】

なぜ人と人は争わねばならないのか?

日本史上最大の危機である元寇に、没落御家人が御家復興のために立つ。

かつては源頼朝から「源、北条に次ぐ」と言われた伊予の名門・河野家。しかし、一族の内紛により、いまは見る影もなく没落していた。
現在の当主・河野通有も一族の惣領の地位を巡り、伯父と争うことを余儀なくされていた。

しかしそんな折、海の向こうから元が侵攻してくるという知らせがもたらされる。いまは一族で骨肉の争いに明け暮れている場合ではない。通有は、ばらばらになった河野家をまとめあげ、元を迎え撃つべく九州に向かうが……

アジア大陸最強の帝国の侵略を退けた立役者・河野通有が対峙する一族相克の葛藤と活躍を描く歴史大河小説。

 
★冒頭50ページを無料公開中!:https://books.bunshun.jp/articles/-/8913

 

著者プロフィール

今村翔吾(いまむら・しょうご)さんは、1984年生まれ、京都府出身。滋賀県在住。関西大学文学部卒業。ダンスインストラクター、作曲家、守山市埋蔵文化財調査員を経て作家デビュー。

2016年「狐の城」で第23回九州さが大衆文学賞大賞・笹沢左保賞、2018年『火喰鳥 羽州ぼろ鳶組』で第7回歴史時代作家クラブ賞・文庫書き下ろし新人賞、同年「童神」で第10回角川春樹小説賞を受賞(刊行時『童の神』と改題)。2020年『八本目の槍』で第41回吉川英治文学新人賞、第8回野村胡堂文学賞、同年『じんかん』で第11回山田風太郎賞、2021年「羽州ぼろ鳶組」シリーズで第6回吉川英治文庫賞、2022年『塞王の楯』で第166回直木賞を受賞。

他の著書に「くらまし屋稼業」シリーズ、『じんかん』『幸村を討て』『戦国武将伝』など多数。最近刊は、初の新書『戦国武将を推理する』。

現在、TBS報道番組(JNN系列)「Nスタ」、ABC朝日放送「newsおかえり」レギュラーコメンテーターとして出演中。また、初の冠番組 ABCラジオ(関西ローカル)「今村翔吾×山崎怜奈の言って聞かせて」毎週木曜深夜放送中。
大阪府箕面市「きのしたブックセンター」、佐賀県佐賀市の「佐賀之書店」、東京都千代田区のシェア型書店「ほんまる」のオーナーも務める。

 

海を破る者
今村 翔吾 (著)

なぜ、人と人は争わねばならないのか?
日本史上最大の危機である元寇に、没落御家人が御家復興のために立つ。

 
【関連】
今村翔吾さん講演会 「海を破る者 蒙古襲来と長崎」~参加者全員に最新刊『海を破る者』サイン本付~ | Peatix

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です