本のページ

SINCE 1991

「婚活1000本ノック」南綾子さん長編小説『俺はこのままひとりぼっちで、いつかおかしくなってしまうんだろうか』が刊行

『死にたいって誰かに話したかった』やドラマ化された『婚活1000本ノック』などで知られる南綾子さんの長編小説『俺はこのままひとりぼっちで、いつかおかしくなってしまうんだろうか』が双葉文庫より刊行されました。

 

独身のまま40代を迎えるとおかしくなる? SNSの投稿を見て不安になった中年独身男性が生き方を模索する姿に発売前から共感&絶賛の声続々!

 
【あらすじ】

売れない小説家兼雇われコンビニ店長の春来は、「男性は孤独に弱くてひとりぼっちでいると生きる気力を失い、おかしくなってしまう」というSNSの投稿を見た途端に不安に襲われる。ずっと一人の生活に耐えられるのか……現状をなんとかしようと周りを見てみると、春来だけでなく同年代の同僚や友人もそれぞれ抱えているものがあった。

医者と結婚し、「キラキラ生活」を掴んだと思った成り上がりタワマン妻。
きょうだい児として家族の世話に半生を捧げた元ヤングケアラー。
自らのセクシュアリティに悩み、「家族」とは何か問い続ける男性。

約十年にわたる男女の奇妙な繋がりを通して、現代人が抱く生きづらさや、腐らず生きるためのヒントを描く。

 
文芸総合サイト「COLORFUL」連載時よりPV数が多く注目された『俺はこのままひとりぼっちで、いつかおかしくなってしまうんだろうか』を発売前に読んだNetGalley会員から、絶賛の声が続々寄せられています。

「思わず共感してしまう、生きづらさのポイントを抑えまくった一冊」(書店関係者)
「私に寄り添ってくれた気持ちにもなって癒された」(レビュアー)
「優しすぎて一歩を踏み出せなかった1人の新たなチャレンジ。ここで心が救われる。悪いことばかりじゃないんだ、人生は」(メディア関係者)
「小さな希望が灯ったような気がしました」(書店関係者)

 
さらに、帯には漫画家・瀧波ユカリさん(『臨死!!江古田ちゃん』『わたしたちは無痛恋愛がしたい』)からの推薦コメントも掲載。

「孤独と劣等感を抱きしめながら、楽しく生きて死ぬための必読書。」

 
中年独身ならではの孤独や不安を描きながら“腐らない”生き方を模索する内容は、全世代に刺さること必至です。「おすすめ文庫王国2024」エンタメ部門で1位を獲得した前作『死にたいって誰かに話したかった』に続く、明日を生きるための一冊です。

 
★文芸総合サイトCOLORFULで第一話を限定公開中:https://colorful.futabanet.jp/articles/-/2261

 

著者プロフィール

南綾子(みなみ・あやこ)さんは、1981年生まれ、愛知県出身。2005年「夏がおわる」で第4回「女による女のためのR‐18文学賞」大賞を受賞しデビュー。

『タイムスリップしたら、また就職氷河期でした』『死にたいって誰かに話したかった』など著書多数。福田麻貴さん(3時のヒロイン)主演でドラマ化した『婚活1000本ノック』が話題に。

 

俺はこのままひとりぼっちで、いつかおかしくなってしまうんだろうか (双葉文庫)
南 綾子 (著)

男性は孤独に弱くてひとりぼっちでいると生きる気力を失い、おかしくなってしまう──売れない小説家兼雇われコンビニ店長の春来は、SNSでややバズった投稿を見た途端にずっと一人の生活に耐えられるかどうか不安に襲われる。
同じ年代の元クラスメイトや、同僚や知人もそれぞれ抱えているものがあった。『死にたいって誰かに話したかった』の著者がおくる、不器用な人間のいきざまや繋がりを丁寧に描いた長篇。

 
【関連】
第1回 2015年春 浪速のエリカ様(前編)|俺はこのままひとりぼっちで、いつかおかしくなってしまうんだろうか|小説|COLORFUL

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です