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現役のホストで寿司屋のSHUNさんが短歌とエッセイ「歌舞伎町で待っている君を」を連載開始

新宿を中心に事業展開し、俵万智さん・野口あや子さん・小佐野彈さんがが選歌・構成した『ホスト万葉集』(作:手塚マキさんと歌舞伎町ホスト75人 from Smappa!Group)の出版も行うSmappa!Groupのホストで寿司店「へいらっしゃい」の大将SHUNさんが、WEBマガジン幻冬舎plusで短歌とエッセイの連載「歌舞伎町で待っている君を」を開始しました。

 

現役のホストで寿司屋のSHUNさんが「ホストクラブでしか会えない君」を綴る

筆者SHUNさんは、18歳でホストになった。目立ちたくて寿司屋を始めた。短歌に出会って自分を正直に出すことを覚えた。
――歌舞伎町のホストで寿司屋のSHUNさんが短歌とエッセイで夜の街、夜の生き方。そこにある本音を綴ります。

 
プロローグでは、歌舞伎町のホストになってから寿司屋として働くまでの流れを綴り、ホストクラブと寿司屋のカウンター、それぞれから見える景色を描き出します。

 
★プロローグ:https://www.gentosha.jp/article/24750/

更新は2024年1月から毎月14日・29日を予定。SHUNさんがホストとなってから歩んだ十数年間、彼の目から見た夜の街を、短歌とエッセイで紡ぎ出します。

 

SHUNさん プロフィール

2006年 ホストになる。
2019年 寿司屋「へいらっしゃい」を始める。
2018年 よりホスト歌会に参加。
2020年 『ホスト万葉集』『ホスト万葉集 巻の二』(短歌研究社)に作品掲載。
2022年 角川短歌賞最終候補。

 

Smappa!Groupについて

Smappa!Groupは、飲食店、ヘアサロン、通所型介護施設、アートスペースなど街やコミュニティにまつわる事業を20年に渡り展開してきた。

2018年より出勤前のホストが月に一度集い「ホスト歌会」を開催し、俵万智さん・野口あや子さん・小佐野彈さんが選歌・構成した『ホスト万葉集』を出版するなど文化的な活動を行い、教養を身につけ、お客様ひとりひとりの感情に寄り添ったプロフェッショナルサービスを提供することに重きを置いている。

★各事業について詳細はこちら:https://www.wantedly.com/companies/smappagroup

 

ホスト万葉集 嘘の夢 嘘の関係 嘘の酒 こんな源氏名サヨナライツカ
手塚マキと歌舞伎町ホスト75人from Smappa! Group (著), 俵 万智 (編集), 野口 あや子 (編集), 小佐野 彈 (編集)

いまだからこそ、君に届けたい。おれたちの、五・七・五・七・七を!
「コロナ」という、歌舞伎町最大の危機との戦いのなか、ホスト達は生きている。そして、愛について考えている。――愛ってなんだ? 恋愛を、悩みを、希望、欲望、本音を叫ぶ。五・七・五・七・七の短歌で!
短歌を作ったのは、歌舞伎町に6店舗のホストクラブがあるスマッパ!グループの会長・手塚マキ氏とホスト75人。
編者(選歌・構成)は、280万部のベストセラー歌集『サラダ記念日』の著者・俵万智氏と、野口あや子氏、小佐野彈氏という短歌界の第一線で活躍する歌人。
2年前、小佐野彈氏の歌集『メタリック』の発売イベントで短歌を作って以来、ホストたちは、ほぼ月一回、歌会を開催し続けた。選者・指導役として、俵・野口・小佐野各氏が加わり本格化。NHKBS番組「平成万葉集」でも紹介された。ホスト歌会は20回以上。5月にはコロナ下で、Zoom歌会も。作った短歌900首から、俵・野口・小佐野各編者が300首を厳選!
五・七・五・七・七の短歌だから語れる本当の気持ち。得意客(姫と呼ぶ)との会話、おもてなし、仕事で割り切れない男女の感情。コロナ下での焦燥。
もともと短歌とは、愛を語り合う言葉の器だ。ホストと短歌。実は、これほど相性の良いものはなかった。まさにいまだからこそ届けたい、感動の短歌集。

(収録したおもな短歌作品)
嘘の夢 嘘の関係 嘘の酒 こんな源氏名サヨナライツカ
見つめ合い あ、これダメだね 照れ笑い カラダは離すもココロは密で
夜が更けて意外と広いゴジラ前 静けさ光る靖国通り
君からの返信ないが既読付く俺に連絡いま自粛かな
自粛中ライトも消えた看板の君の笑顔がなんか寂しい
錆びてなお耐えて耐えて耐え抜いて磨き続ける輝く日まで
「ごめんね」と泣かせて俺は何様だ誰の一位に俺はなるんだ
眠らない街といわれたネオン街 たまにはゆっくりおやすみなさい

 
【関連】
歌舞伎町で待っている君を|SHUN – 幻冬舎plus

 


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