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波木銅さん×額賀澪さん「松本清張賞受賞者座談会」のノーカット動画を公開

波木銅さん×額賀澪さん「松本清張賞受賞者座談会」のノーカット動画を公開

波木銅さん×額賀澪さん「松本清張賞受賞者座談会」のノーカット動画を公開

大正大学は、2021年8月上旬に同大内で「松本清張賞受賞者座談会~波木銅×額賀澪×森晴彦」を開催し、ノーカット動画を9月28日より同大学YouTubeチャンネル「ガモールTV」で公開しました。

 

松本清張賞受賞者座談会をYouTubeで公開開始!

座談会は森晴彦教授(表現文化学科長)司会進行の下、第28回松本清張賞を「万事快調(オール・グリーンズ)」で受賞した同大学学生の波木銅さん(表現文化学科4年)と、第22回松本清張賞受賞者の額賀澪さん(同大学客員准教授)の対談形式で開催され、

「松本清張賞受賞連絡を受けて」
「万事快調(オール・グリーンズ)制作秘話」
「小説を通じて伝えたいこと」
「大正大学での学びと額賀先生の講義」
「今後の創作活動」

…の5部構成になっています。

他では聞くことのできない制作秘話や、波木さんの人柄を知りことができる座談会です。

 
★「松本清張賞受賞者座談会~波木銅×額賀澪×森晴彦」配信URL(ガモールTV):https://www.youtube.com/watch?v=sOVYso0OTos

 

波木銅さん プロフィール

波木銅(本名:鈴木涼)さんは、1999年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

茨城県立日立北高校卒業。大正大学 表現学部 表現文化学科 在学中(4年)。文芸同好会所属。趣味は映画鑑賞、古着屋巡り。好きな食べ物はサラダチキン(毎日食べている)。

 

大正大学・表現学部について

表現学部は、表現者たちから創作の極意を学ぶ学部です。文章を書く、編集する、映像を撮る、演じるなど、さまざまな表現技術を修得していくと同時に、表現者をマネジメントする側の役割についても学びます。

指導するのは、各種クリエイティブシーンで活躍するプロフェッショナルたち。2年次からは専門領域(情報文化デザインコース、街文化プランニングコース、放送・映像メディアコース、アート&エンターテインメントワークコース)を選択し、ものづくりの真髄を追究します。

★表現学部:https://www.tais.ac.jp/faculty/department/expressive_culture/

 
【大正大学について】

大正大学は、設立四宗派の天台宗・真言宗豊山派・真言宗智山派・浄土宗および時宗が協働して運営する大学です。その協働の精神を支えているのが、大正15年(1926)の創立時に同大学が掲げた、「智慧と慈悲の実践」という建学の理念です。建学の理念のもとに〈慈悲・自灯明・中道・共生〉という仏教精神に根ざした教育ビジョン「4つの人となる」を掲げて教育研究の活動を展開しています。

また、令和2年度文部科学省「知識集約型社会を支える人材育成事業」に同大学の推進する「新時代の地域のあり方を構想する地域戦略人材育成事業」が採択されました。

★公式HP:https://www.tais.ac.jp/

 

万事快調〈オール・グリーンズ〉
波木 銅 (著)

満場一致で第28回松本清張賞を受賞
時代の閉塞感も、小説のセオリーも、すべて蹴散らす、弱冠21歳の現役大学生による破格のデビュー作

このクソ田舎とおさらばするには金! とにかく金がいる! だったら大麻、育てちゃえ(学校の屋上で)。

茨城のどん詰まり。クソ田舎の底辺工業高校には噂があるーー。表向きは園芸同好会だが、その実態は犯罪クラブ。メンバーは3人の女子高生。彼女たちが育てるのは、植物は植物でも大麻(マリファナ)だった!
ユーモラスでオフ・ビートな文体が癖になる、中毒性120%のキケンな新時代小説

 
おもしろかった。「万事休す」の状況なのに、この愉快さ。作者には天性の資質が感じられた。この賞が人生を狂わせないことを切に願う。–中島京子

頭ひとつ抜きん出ていた。登場人物たちの過剰な自意識に何度も笑わせてもらった。皮肉とユーモアのセンスがずば抜けていて、これは努力では身につかないものだ。–東山彰良

正直、粗の多い作品だとは思う。巧いとは一度も感じなかった。が、際立って面白かったのは事実。–森絵都

読みながら、そのセンスの良さに何度も唸り、選考委員としてこの作家のデビューに立ち会いたいと思った。–辻村深月

先を見通しているのか、後ろが見えていないのか。
でも、少なくとも作者には今がはっきり見えている。何者なのか見極めたい。–京極夏彦

 
【関連】
松本清張賞受賞者座談会(大正大学) – YouTube

 


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