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時代小説史上、最凶最悪の殺人者あらわる! 矢野隆さん『さみだれ』が文庫化

カバーイラスト:ゴトウヒロシ

カバーイラスト:ゴトウヒロシ

矢野隆さんの時代小説『さみだれ』が文庫化され、徳間文庫より刊行されました。

 

抜きたい! 斬りたい!! 殺したい!!! 時代小説史上、最凶最悪の殺人者あらわる!

 
【あらすじ】

次郎長一家に突然やって来た旅の博徒、皐月雨(さみだれ)の晋八(しんぱち)。

森の石松を窮地から救ったのが縁で、一家に草鞋を脱ぐことになった。素性を問われても笑顔でかわすばかり。不気味だが、とにかく腕は立つ。折しも、甲州の卯吉一家と抗争の真っただ中だった次郎長は、晋八を即戦力として迎え入れるが──。

この男、なぜここまで無慈悲に人を斬れるのか。時代小説史上最凶の殺人者を描く超ハード剣戟!

 
<推薦コメント>

登場人物に善人なし。
感情移入先まったくなし。
でも爽快感だけはある。
快楽殺人者たちが織り成す
ヤバすぎる大怪作!
――書泉グランデ 大内学さん

 

著者プロフィール

矢野隆(やの・たかし)さんは、1976年生まれ、福岡県出身。2008年『蛇衆』で第21回小説すばる新人賞を受賞。

2021年から始まった「戦百景」シリーズで第4回細谷正充賞を受賞。2022年『琉球建国記』で第11回日本歴史時代作家協会賞作品賞を受賞。

他の著書に『清正を破った男』『生きる故』『我が名は秀秋』『戦始末』『鬼神』『山よ奔れ』『大ぼら吹きの城』『朝嵐』『至誠の残滓』『源匣記獲生伝』『とんちき 耕書堂青春譜』『戦神の裔』などがある。

 

さみだれ (徳間文庫)
矢野隆 (著)

時代小説史上、最凶最悪の殺人者あらわる! ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 清水次郎長一家に突然やって来た
旅の博徒、皐月雨の晋八。

敵に囲まれた森の石松に加勢したことがきっかけで、一家に草鞋を脱ぐことになった。
大政に素性を問われても笑顔でかわすばかりで謎は残る。
しかし、武闘派で鳴らした石松が「強ぇ」と感嘆するほど、とにかく腕が立つという。

折しも、次郎長一家は甲州の卯吉一家と抗争の真っただ中。即戦力として一家の客分となるが――。

無慈悲に血の雨を降らすこの男、いったい何者なのか!?

 


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