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山岳ミステリーの巨匠・梓林太郎さん最新長篇の舞台は「海」!『横浜・彷徨の海殺人事件』が刊行

梓林太郎さん著『人情刑事・道原伝吉 横浜・彷徨の海殺人事件』(徳間書店)

梓林太郎さん著『人情刑事・道原伝吉 横浜・彷徨の海殺人事件』(徳間書店)

梓林太郎さんが日本各地を巡る逃亡劇を描いた、旅情溢れる長編小説『人情刑事・道原伝吉 横浜・彷徨の海殺人事件』が徳間書店より刊行されました。

 

松本――横浜――新潟――仙台……無言の脅迫におびえる男の大いなる逃亡劇!

 
【あらすじ】

長野県警松本署に奇妙な電話があった。見慣れない男が敷地に立っていたので声をかけたが一言も喋らないという。道原らが駆け付け、男の身元を調べたところ意外なことが判明する。七年前、松本市内の老人ホームで、入居者の古賀鐘一が持ち込んでいた現金三千万円が盗難にあい、そのショックで死亡するという事件があった。犯人ではないかと疑われた元職員の滝谷文高だったのだ。

警察に解放された滝谷は、その後京都で暮らす女性のもとを訪れ、一緒に横浜で暮らすことになった。しかし、ある夜、自宅前に置かれた栗の木でできた函を見て人が変わったように興奮する滝谷…。そして殺人事件が! 横浜を引き払い新潟で暮らし始めるが…。大いなる逃亡が始まった!? 書下し長篇旅情ミステリー。

 
<著者コメント>

デビュー以来、おもに山や川を舞台に書いてきたが、今回は海を書いてみた。サラリーマン時代によく訪れた横浜の海、近年取材で出かけた津軽や佐渡の日本海…楽しんでいただければ作者冥利に尽きる。

――梓林太郎

 

著者プロフィール

梓林太郎(あずさ・りんたろう)さんは、1933年生まれ、長野県出身。貿易会社、経営コンサルタント等を経て、1980年「九月の渓で」で小説宝石エンタテインメント大賞を受賞して作家デビュー。

人情刑事・道原伝吉シリーズのほかに、旅行作家・茶屋次郎シリーズ、山岳救助隊員・紫門一鬼シリーズ等の人気シリーズがあり、映像化作品も多数。

 

 


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