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京都カルチャーの真髄“京博”のすべてを全編マンガで紹介!グレゴリ青山さん『京博 深堀りさんぽ』が刊行

「京都国立博物館」(京博)のすべてを全編マンガで紹介する、グレゴリ青山さん著『京博 深堀りさんぽ』が小学館文庫より刊行されました。

 

京博を100倍楽しめるマンガエッセイ!

これから紅葉のシーズンを迎える京都は、まさに観光シーズン真っ盛り!

ところで、皆さんは京都カルチャーの真髄、とも言える、「京都国立博物館」に行かれたことはあるでしょうか。地元の人は親しみを込めて「きょうはく(京博)」と呼ぶ。なんとなく、イメージ堅そう、と思ってしまうけど、どっこい、とっても楽しい空間なのです。

 
そんな「京博」をすべてマンガで魅せてくれる型破りな本が発売になりました。
タイトルは『京博 深掘りさんぽ』。

京博のすみずみまですべてマンガで深掘りしてしまおう、という一冊です。

 
<担当編集さん コメント>

たくさんの本を作ってきたけれど、時々、無条件に「面白い」と思える本がある。
入稿していても、確認作業、校閲をしていても、読んでいて「あー、面白い!」と思ってしまう本。
この『京博深掘りさんぽ』は、まさにそんな本!
例えて言うなら、「大人の社会科見学をとっても面白いマンガに仕上げた」というような本です。
京都や美術、博物館やカルチャーに興味があるひとなら、だれでも絶対面白いと思うでしょう。もし、そうでなくても読めば必ず興味は湧いてきて、みんな京博に行ってみたい、京博から遠い場合は近所の博物館や美術館にでも行ってみようか。そんな気分になること間違いなしです。
「あー、面白い」「ふーん、そうなんだ」と思っているうちにあっという間に読み終わってしまう。
旅行にも出先にも持ち運びしやすいように、最初から文庫で作りました。
また、初回配本限定購入者特典として、グレゴリさんが取材時に撮影した京博写真の数々を見ることができるQRコードもついています。(詳しくは本書オビをご覧ください)
そんなお得な一冊。旅のお供に、リラックスタイムのお供に、是非どうぞ。
楽しおすえ~。

 

本書の構成

【第1章】
深堀り! 京博ってどんなところ? 敷地と建物

【第2章】
深堀り! 京博で働く人々

【第3章】
深堀り! 文化財を守る人々

【コラム】も充実!たっぷり!!

 

著者プロフィール

グレゴリ青山(ぐれごり・あおやま)さんは、漫画家、イラストレーター。1966年生まれ、京都府出身。新撰組で有名な壬生で生まれ育つ。現在は京都府亀岡市在住。

『京都「トカイナカ」暮らし』(集英社インターナショナル)、 『グレさんぽ 猫とかキモノとか京都とか』『京都深堀りさんぽ』(小学館) 等、京都が題材の著書多数。近著は『グレさんぽ コロナとか養蜂とか京都とか』(小学館)。

 

京博 深掘りさんぽ (小学館文庫)
グレゴリ 青山 (著)

京都に生まれ育った著者が、京都国立博物館(略して京博) を丸ごと深掘りする、という斬新な一冊。
第1章は、京博の敷地と建物の話。京博は方広寺の大仏殿の旧境内に位置し、そこには奈良の大仏より大きな大仏があったこと、今でも発掘調査が続けられており、地下からは大仏殿の屋根瓦が発掘されているという話。さらに、京博のシンボル煉瓦造りの建物「明治古都館」の装飾技法についてや、東の庭にある謎めいた石仏群の話など、ツウな話題が次から次へと描かれます。非公開の書庫の内部も詳しく描かれ、京博にいかに多くの歴史的書物や資料が保管されているかを教えてくれます。
第2章は、京博で働く人々を深堀り。博物館には「衛士」という職名があり、警備や展示作品の監視をしていること、館内の電気や空調機を監視する環境整備係の日常や、展覧会の企画などを行う学芸部企画室のハードなスケジュールなどが働く人々にスポットを当てます。
第3章では、非公開の文化財保存修理所の仕事に迫ります。日頃知ることができない貴重な内容ばかり。

文庫化にあたって加筆された「グレりんコラム」「特別ふろくまんが」も必読。京博と周辺散策に必携の一冊です。

【編集担当からのおすすめ情報】
来館者が展示を見ている足元に大仏殿の焼瓦が連なっている場面など、歴史と現在が交差する、まんがエッセイならではの描写がそこかしこにあるのも本書の魅力です。また、博物館の仕事ならではの苦労話や「職業病」逸話、歴史ある建物ならではの怪談話など、裏話ももりだくさん。
ツウが読んでも唸るような高尚な話題から、ミーハーな話題まで。
博物館や美術館に興味のある方にも大変面白い仕上がりです。
もちろん、京都に興味のある方なら、京都文化の根源となる京博のすべてがわかる、とても味わい深い一冊です。読んでから訪れれば、京博を、そして京都を100倍楽しめること間違いなしです!

<姉妹版>

京都深掘りさんぽ (小学館文庫)
グレゴリ青山 (著)

ほかでは出会えない“ツウな京都”が満載!

京都に生まれ育った著者が、 “濃ゆい”京都の新名所を紹介する面白マンガエッセイ。
京おんなで大学教授の友人とともに歩く「京女さんぽ」では、東寺で驚きのお土産を発見。東本願寺近くの書店でぎっしりと並ぶ仏教関連本を手に取ったのち、京都発祥のチェーン店で餃子を食べるという「京都くさーい」京都の1日を満喫。京都の家屋にスポットを当てた「京町家の奥」では、レンタルスペースとしてよみがえった京町家を訪れます。“走り庭”と呼ばれる細長い台所や、小道具、骨董品が次々と登場。他にも、職人技の宝庫、二条城や、錦織物の工房を見て歩く「職人の街」、ベラルーシ出身の女性が案内する「アナスタシアさんの京都」など、新鮮な京都がいっぱい。
さらに文庫化にあたり、お茶屋建築やモダンな建物が残るかつての花街、旧五条楽園の追加取材を敢行。古家がカフェや呑処、雑貨店などにリノベーションされた街並みは、新たな“京都深堀りスポット”になること必須。
京都出身の著者ならではのわくわく感は旅行エッセイとしても超楽しい。京都さんぽに欠かせない食情報も充実。一冊の漫画としても楽しく読める上、文庫になって京都旅行のお供にも便利!

【編集担当からのおすすめ情報】
京都の歴史、神社仏閣、建造物、路地裏、そして、暮らしを深掘り。京都に住む人にも、京都通を自称する人にも、京都リピーターにも、初!の京都が見つかること請け合いです。本書を片手に京都をぶらぶら歩いて、著者の驚きや興奮を、是非体感してください。
文庫本だけの特典新情報、旧五条楽園は、いままさに変革の真っ最中です。新たな魅力スポットの第一発見者になれるかもしれません!
とにかく!この本を読むとさらに京都が好きになり、何度でも京都に行きたくなるんです。旅行が楽しめるシーズンになったら。そうだ、京都、行こう!

 


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