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【訃報】ノンフィクション作家・萩原遼さんが死去 『北朝鮮に消えた友と私の物語』で大宅壮一ノンフィクション賞

ノンフィクション作家の萩原遼(はぎわら・りょう=本名:坂本孝夫)さんが12月22日、心不全のため東京都内の自宅で死去しました。80歳。高知県出身。告別式は近親者で執り行われます。喪主は、兄で古典芸能評論家でコラムニストの木津川計(きづがわ・けい)さん。

 
萩原遼さんは、1937年生まれ。大阪外国語大学卒業。「赤旗」(現「しんぶん赤旗」)平壌特派員などを経て、フリーの作家となります。1999年に『北朝鮮に消えた友と私の物語』で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。

著書に『朝鮮戦争』『金正日 隠された戦争』など。

 

北朝鮮に消えた友と私の物語 (文春文庫)
1972年「赤旗」平壌特派員となった私は、大阪の定時制高校で席を並べた親友の尹元一(ユンウォニル)を訪ねた。友は「地上の楽園」で幸せに暮らしているはずだった──なぜ金日成は帰国運動を必要としたのか。書かれざる日本共産党と在日朝鮮人運動の関係とは。「突出する力作」(深田祐介氏)、「人を動かす力をそなえた作品」(立花隆氏)。明らかにされる重大事実とともに理想を信じて北へ帰った人々の悲劇を描き、満票で第30回大宅壮一ノンフィクション賞に輝いた記念碑的名作。

 


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