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20年前の謎が恐怖となって甦る!「Amazon.com 2022年ベストブック」選出『招かれざる宿泊者』が刊行

Amazon.com 2022年ベストブックに選出されたミステリ―小説、ヘザー・グーデンカウフさん著『招かれざる宿泊者(原題:The Overnight Guest)』(訳:久賀美緒さん)が二見書房より刊行されました。

 

雪嵐でライフラインを断たれた田舎家に意外な訪問者が……

本作は間違いなくあなたのうなじの毛を逆立て、夜を忘れて読みふけらせるだろう。雪嵐があなたの家の窓を叩きつけるような気がするだろうし、過去と現在が最後にどんな形でかち合うかに驚くだろう。
――キャサリン・マッケンジーさん(ベストセラー作家)

本作には複数の語り手がいて複数の視点があるが、それがうまく功を奏している。そして、表面に見えるいくつかの謎は比較的容易に解けるが、さらにその下にある残忍で恐ろしい事実に読者は驚愕することだろう。
――All About Romance

3種類の密室が、1つの作品のなかにある作品。苦々しく皮肉なラストがよかった。
――Amazonレビュー

 
【あらすじ】

作家のワイリーは、20年前に起きた一家4人のうち3人が殺害されるという凄惨な事件を題材にした本を書くため、その現場となった空き家を借りて執筆を続けていた。だがあいにくの雪嵐に襲われ、家も停電してしまった夜、庭で頭から血を流して倒れている男の子を発見する。家に運び込み、生きていることは確認したものの、ある恐ろしいことに気づいて身の毛がよだった。

いったいこの子はどこから来たの?

手がかりを求めて雪のなかを探索すると、道を外れたトラックのなかに意識を失った女性を発見するが……意外な展開にゾクゾクするミステリー!

 

著者プロフィール

著者のヘザー・グーデンカウフ(Heather Gudenkauf)さんは、サウスダコタ州のワグナーで6人兄弟の末っ子として生まれ、彼女が3歳のときに一家でアイオワ州に引っ越した。生まれつき一側性難聴があり、そのせいもあって読書に逃避したり、おもちゃ箱の蓋を閉めて閉じこもったりする子供だった。

デビュー作の”The Weight of Silence”は2010年のエドガー賞とバリー賞にノミネートされ、ニューヨークタイムズ・ベストセラー・リストに22週ランクインした。アイオワ州在住。

 

招かれざる宿泊者 (二見文庫)
ヘザー・グーデンカウフ (著), 久賀美緒 (翻訳)

雪嵐でライフラインも断たれた別荘に滞在するワイリーは、雪の中に親子を見つけ…

 


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