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井原忠政さん「三河雑兵心得」シリーズが100万部突破!

『三河雑兵心得1足軽仁義』(双葉文庫)

『三河雑兵心得1足軽仁義』(双葉文庫)

井原忠政さんの人気歴史時代小説「三河雑兵心得」(双葉文庫)が7月にシリーズ累計100万部を突破しました。2020年2月に発売の第1巻『三河雑兵心得 1 足軽仁義』から順調に巻を重ね、約3年5カ月での達成となります。

 

家康の天下取りを足軽の視点で描く、痛快!戦国足軽出世物語

百姓だった主人公・茂兵衛が足軽となり、武士として成長していく姿が多くの支持を得て、2020年と21年の2年連続で「時代小説SHOW」文庫書下ろし部門で第1位、さらに『この時代小説がすごい!2022年度版』(宝島社)文庫書下ろし部門で第1位を獲得するなど各方面で高い評価を得ています。

 
なお、2023年9月には新刊『三河雑兵心得 12 小田原仁義』が発売される予定です。

 
<「三河雑兵心得」シリーズについて>

戦国時代の三河。喧嘩のはずみで人を殺し、村を出奔した十七歳の茂兵衛は、松平家康の家来に拾われ、足軽稼業に身を投じることに。初陣での籠城、兜武者との一騎討ち、決死の撤退戦、恋、奇襲……。茂兵衛は戦乱の世を生き抜きながら武士として成長していく。汗だく血だらけ泥まみれ、でもしぶとく生き残る。痛快! 戦国足軽出世物語。

★「三河雑兵心得」シリーズ公式サイト:https://fr.futabasha.co.jp/special/mikawa/
※試し読みや主人公・茂兵衛の年表など盛りだくさん!

 

井原忠政さんコメント

読者の方々に心より御礼を申し上げたいです。今後も一所懸命に執筆しますので、植田茂兵衛と井原忠政をよろしくお願いいたします。井原は、褒められると素直に、謙遜なく喜ぶタイプなので、100万部突破とか言われると痺れますね。百年の怨敵でも抱きしめたい気分です。(シリーズの今後の展開については)本当は、まだ決めてない部分も多いのですが、ただ一点だけ、家康と茂兵衛はもう少し理解し合う、友情を育むような気もします。天下を手中に収めた家康は、たぶん「この人の本質に戻っていく」と思うのです。穏やかで少し皮肉屋の面白い爺様です。となると、家康薨去までは三河雑兵シリーズも続くのかな? 「茂兵衛に家康を看取らせたいよなァ」とか色々と考えています(笑)。

井原忠政さん(撮影/マイストリート)

井原忠政さん(撮影/マイストリート)

 

著者プロフィール

井原忠政(いはら・ただまさ)さんは、2000年に脚本「連弾」が第25回城戸賞に入選し、経塚丸雄名義で脚本家デビュー。主な作品に「鴨川ホルモー」「THE LAST-NARUTO THE MOVIE-」などがある。

2016年『旗本金融道(一) 銭が情けの新次郎』で時代小説デビュー(経塚丸雄名義)し、翌年、同作で第6回歴史時代作家クラブ新人賞を受賞した。2020年、ペンネームを井原忠政に変えて歴史時代小説「三河雑兵心得」シリーズの刊行を開始。同シリーズで『この時代小説がすごい! 2022年版』文庫書き下ろしランキング 第1位を獲得する。

他の著書に『うつけ屋敷の旗本大家』『人撃ち稼業』『人撃ち稼業 殿様行列』『北近江合戦心得 姉川忠義』『北近江合戦心得 長島忠義』がある。趣味は絵画。神奈川県鎌倉市在住。

★Twitter:https://twitter.com/kyozukamaruo

 

三河雑兵心得 足軽仁義 (双葉文庫)
井原 忠政 (著)

時は戦国、所は三河。
喧嘩のはずみで人を殺め、村を出奔した18歳の茂兵衛は、松平家康の家来である夏目次郎左衛門の屋敷に奉公することになる。
だが、折しも一向一揆が勃発。
熱心な一向宗門徒である次郎左衛門は「君臣の縁は一代限り。
弥陀との縁は未来永劫」と、一揆側につくことを決意する。
武士人生ののっけから、「立身出世」どころか国主に弓を引く「謀反人」になってしまった茂兵衛。

波乱の世に漕ぎ出すことになった新米足軽の運命やいかに!?

 
【関連】
『三河雑兵心得』 井原忠政 | 双葉社
小説家 | 井原忠政の公式サイト

 


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