家庭や職場や仲間うちで何気なく言ってしまうマナー違反の言葉!石原壮一郎さん『失礼な一言』が刊行
新潮社は、石原壮一郎さん著『失礼な一言』を新潮新書より刊行しました。
「きれいになったね」「赤ちゃんはまだ?」「独身は自由でいいね」は全部NG! 日常会話からメール、SNS投稿まで様々な局面で知っておきたい言葉のレッドライン
花粉症の人に「気合が足りない」
会社の部下に「俺の酒が飲めないってのか」
職場の女性に「やっぱり美人は得だよね」
出身大学を聞いて「へー、頭いいんだ」
ハーフの人に「日本人より日本人っぽいね」
既婚者から独身者に「自由でいいよね」
離婚した人に「子どもがかわいそうだね」
…家庭や職場や仲間うちで何気なく言ってしまうマナー違反の言葉の数々。自分では気をつけているつもりでも、つい口にしてしまう〝失礼な一言〟がもたらす行き違いを回避するにはどうすればいいのか。
本書では、様々な局面でお互いの気持ちの行き違いにならない処し方を教えてくれます。
【『失礼な一言』内容紹介】
「きれいになったね」「赤ちゃんはまだ?」「独身は自由でいいよね」「食べていけるの?」「おい、生中(なまちゅう)」。家庭や職場や仲間うちで何気なく言ってしまうマナー違反の言葉の数々。自分では気をつけているつもりでも、つい口にしてしまう“失礼な一言”がもたらす行き違いを回避するにはどうすればいいのか。日常会話からメールやLINEのやりとり、SNSへの投稿まで、様々な局面で知っておきたい言葉のレッドライン。
本書の構成
1 日常生活の失礼
年賀状の失礼に立ち向かう
飲食店での恥ずかしい所業
花粉症にまつわるムズムズ
ペットをめぐる意識の断絶
お金という油断大敵な魔物
会社の飲み会における無礼
「ルッキズム」のトリセツ
2 言葉をめぐる失礼
LINEで評判を落とす方法
敬語という便利で怖い道具
慣用句の「正解」って何?
電話は失礼な通信手段か?
メールで評価を落とす方法
フェイスブックという魔窟
日常会話にひそむ落とし穴
3 属性にまつわる失礼
年齢という多種多様な地雷
さわらぬ学歴に祟りなし!?
ハーフを悩ます失礼の洪水
ハーフの本音とマスク生活
田舎vs都会の不毛なバトル
「老害」という厄介な落とし穴
カミングアウトとアウティング
二丁目に行って聞いてみた
在日コリアンに抱く罪悪感
在日コリアン三世の戸惑い
4 ライフスタイルへの失礼
他人の仕事を見下してくる
子育てへの口出しは愚挙か
家族の悪口という暴発装置
結婚の話題という危険地帯
「嫁」をイビリたい人たち
離婚した人を傷つける禁句
本当はこわい冠婚葬祭の掟
人様の「好き」を否定する
5 根源的な失礼
「失礼」の古典を読み返す
被害者の“落ち度”を探す
善意にひそむ凶暴な破壊力
昭和の頃はOKだった狼藉
その「礼儀正しさ」は不快
反射的に批判するという病
失礼被害を最小限に抑える
失礼な発言の源流をたどる
著者プロフィール
著者の石原壮一郎(いしはら・そういちろう)さんは、1963年生まれ、三重県出身。コラムニスト。1993年『大人養成講座』がデビュー作にしてベストセラーに。
『大人力検定』 『父親力検定』『大人の言葉の選び方』『無理をしない快感』など著書多数。故郷を応援する「伊勢うどん大使」「松阪市ブランド大使」も務める。
失礼な一言 (新潮新書) 石原 壮一郎 (著) |
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