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親ガチャは「運命」か?「言い訳」か? 宮口幸治さん×神島裕子さん『逆境に克つ力』が刊行

ベストセラー『ケーキの切れない非行少年たち』の著者・宮口幸治さんと気鋭の哲学者・神島裕子さんによる新刊『逆境に克つ力~親ガチャを乗り越える哲学~』が小学館より刊行されました。

 

親ガチャを乗り越え、幸せをつかむヒント

どの親のもとで生まれたかによって子どもの人生が左右される現実をカプセルトイにたとえた、「親ガチャ」という言葉――。

この言葉に象徴されるように、どの親のもとで生まれたかによって子どもの人生が決まってしまう現実をどのように乗り越えたらよいか?

 
本書では、宮口幸治さんと神島裕子さんが、すべての人が幸せを追求できる社会のあり方を考えながら、逆境を乗り越えるための心のもち方、人生を切り開く力のつけ方を哲学・心理学・精神医学の考え方を用いて、具体的に説いていきます。

 

本書の構成

第1章 対談 宮口幸治×神島裕子「親ガチャを乗り越えられる人と潰される人はどこが違うのか」

第2章 「親ガチャ」とは何か?

第3章 親ガチャを乗り越えるための哲学

第4章 すべての人が幸せになる社会の条件

第5章 明日から実行できる!「幸福になる力」を高めるヒント

 

著者プロフィール

 
■宮口幸治(みやぐち・こうじ)さん

立命館大学教授。一般社団法人日本COG-TR学会代表理事。京都大学工学部を卒業。会社勤務後、神戸大学医学部を卒業。精神科病院、医療少年院勤務を経て、2016年より現職。医学博士、子どものこころ専門医、日本精神神経学会精神科専門医、臨床心理士。著書『ケーキの切れない非行少年たち』(新潮新書)が大ベストセラーになる。

 
■神島裕子(かみしま・ゆうこ)さん

立命館大学教授。博士(学術、東京大学大学院総合文化研究科)。早稲田大学国際教養学部、中央大学商学部を経て現職。専門分野は哲学・倫理学。著書に『正義とは何か│現代政治哲学の6つの視点』(中公新書)、共訳書にジョン・ロールズ『正義論 改訂版』(紀伊國屋書店)他。

 

逆境に克つ力: 親ガチャを乗り越える哲学 (小学館新書)
宮口 幸治 (著), 神島 裕子 (著)

【編集担当からのおすすめ情報】
哲学的な考え方をだれでも分かるように易しく解説。幸せになるための潜在能力を伸ばし、先の見えない時代を生き抜くためのヒントが満載で、親ガチャに悩む方だけでなく、よりよく生きたいと願う全ての方に読んでいただきたい1冊です。

 


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