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『芥川龍之介・菊池寛共訳 完全版 アリス物語』刊行記念澤西祐典さん×渡辺祐真/スケザネさんオンライントークイベントを開催

『芥川龍之介・菊池寛共訳 完全版 アリス物語』刊行記念「アリス文豪よもやま話」開催

『芥川龍之介・菊池寛共訳 完全版 アリス物語』刊行記念「アリス文豪よもやま話」開催

芥川龍之介・菊池寛による幻の名訳『芥川龍之介・菊池寛共訳 完全版 アリス物語』(著:ルイス・キャロル)がグラフィック社より2月に刊行され、発売から1週間でたちまち重版が決定しました。文豪・芥川と菊池が手がけた魅力あふれる訳文に加え、軽妙な注釈や解説、愛らしい装丁に人気が高まっています。

そんな本書の発売を記念して、3月4日(土)の東京・下北沢の書店B&Bに続き、大阪の書店toi booksでも3月11日(土)にオンライントークイベント 「アリス文豪よもやま話」が開催されます。

 

『完全版 アリス物語』を書評系YouTuberスケザネさんと解説の澤西祐典さんが語るトークイベント開催!

『芥川龍之介・菊池寛共訳 完全版 アリス物語』(著:ルイス・キャロル)

『芥川龍之介・菊池寛共訳 完全版 アリス物語』(著:ルイス・キャロル)

もし『不思議の国のアリス』を日本の文豪が翻訳したら? そんな夢のような構想が現実となったのが、1927年刊行の『アリス物語』。本書はその幻の名訳を、約100年の時を超えて「完全版」として甦らせた一冊です。

 
トークイベントには、本書の訳補・注解を手がけた小説家の澤西祐典さんと、ゲストとして人気書評YouTuberのスケザネ/渡辺祐真さんが出演します。
※本イベントはYouTubeを利用したインターネット配信のみでの開催となります。

 
<『芥川龍之介・菊池寛共訳 完全版 アリス物語』刊行記念イベント「アリス文豪よもやま話」開催概要>

■出演:澤西祐典さん(訳補・注解)、渡辺祐真/スケザネさん(書評家、シナリオライター、文筆家、書評系YouTuber)

■日時:2023年3月11日(土)21:00~
※アーカイブ配信は、3月26日(日)24:00まで視聴可能

■場所:toi books channel(YouTubeチャンネル)

■入場料:1,000円(税込)

★詳細&申込み:https://toibooks.thebase.in/items/71635873

 

出演者プロフィール

 
■訳補・注解:澤西祐典(さわにし・ゆうてん)さん

撮影:中野義樹

撮影:中野義樹

1986年生まれ。小説家、研究者。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。

編訳に『芥川龍之介選 英米怪異・幻想譚』(柴田元幸さんとの共編訳)、小説に『フラミンゴの村』(第35回すばる文学賞)、『文字の消息』『雨とカラス』などがある。ジェイ・ルービンさん編、村上春樹さん序文の『ペンギン・ブックスが選んだ日本の名短編29』に短篇作品が採録されるなど、国際的にも評価されている。

研究者としての専門は日本近代文学、比較文学。国際芥川龍之介学会会員、日本ルイス・キャロル協会会員。龍谷大学国際学部講師。

 
■渡辺祐真/スケザネ(わたなべ・すけざね)さん

1992年生まれ。書評家、シナリオライター、文筆家、書評系YouTuberとして活動。ラジオなどの各種メディア出演、トークイベント、書店でのブックフェアなども手掛ける。毎日新聞文芸時評担当(2022年4月~)。

著書に『物語のカギ 「読む」が10倍楽しくなる38のヒント』、編著に『季刊アンソロジスト』など。YouTubeチャンネル「スケザネ図書館」では、書評や書店の探訪、ゲストとの対談など、多数の動画を展開。翻訳家Emily Balistrieriのアシスタントとして、森見登美彦さん『夜は短し歩けよ乙女』(”The Night Is Short, Walk on Girl”)などの翻訳を手掛けた。

★ユーチューブ 文学系チャンネル【スケザネ図書館】:https://www.youtube.com/@user-xg6kc2ce9j

 

芥川龍之介・菊池寛共訳 完全版 アリス物語
ルイス・キャロル (著), 芥川 龍之介;菊池 寛 (翻訳), 澤西 祐典 (解説)

芥川龍之介・菊池寛による『不思議の国のアリス』幻の名訳が、約100年の時を超えて「完全版」として復刊!

もし『不思議の国のアリス』を日本の文豪が翻訳したら?
そんな夢のような構想が現実となったのが、1927年刊行の『アリス物語』。
芥川龍之介と菊池寛による訳文は、アリスや不思議の国の登場人物たちがいきいきとユーモラスに描かれ、今なお色あせない魅力にあふれています。
原書には脱落箇所などいくつかの不足な点がありましたが、本書ではそれらを補い、さらに注釈や解説も付加して「完全版 アリス物語」として甦らせました。
アリスや芥川・菊池ファンの方はもちろん、『不思議の国のアリス』をはじめて読む方にもおすすめできる一冊です。

【出版社からのコメント】
文豪二名が手がけた訳文は上品かつリズミカル、アリスのお茶目な魅力も満載です。昭和初期ならではの古風な言い回しも味わい深く、レトロな趣を感じさせてくれます。挿絵には1900年代前半に活躍した英国の挿絵画家、マーガレット・タラントのイラストをオールカラーで掲載しています。
訳補・注釈・解説は、小説家で芥川研究者の澤西祐典氏が手がけました。
注釈では、芥川と菊池ならではの工夫やこぼれ話など、本書をより一層楽しめる内容を多数紹介しています。ほか、原書刊行当時の様子がわかる図版をまじえた解説など、物語以外の部分もぜひお楽しみください。

 
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