平谷美樹さん「貸し物屋お庸謎解き帖」第2弾『百鬼夜行の宵』が刊行
江戸のレンタルショップ・貸し物屋の娘店主が借り手の秘密や困り事、企みを見抜いて収める人情たっぷりの痛快時代小説「貸し物屋お庸謎解き帖」シリーズ第2弾、平谷美樹さん著『貸し物屋お庸謎解き帖 百鬼夜行の宵』が大和書房より刊行されました。
無理難題も切ない望みも見抜いて叶える読み心地満点の人情謎捌き!
江戸の暮らしを支える貸し物屋の情に厚くて美形の娘店主が大活躍!
痛快ホロリの謎捌きが癖になる大人気書き下ろし時代小説!
「ちょいと手を貸してやったら人がもっと幸せになるんなら、進んでやるのがいいと思わねぇか?」
江戸のレンタルショップ湊屋両国出店の主・お庸は口の悪さで知られる美形の江戸娘。真っ直ぐな気性で男勝りな娘店主のもとには、今日も胡乱なお客が訪れる──
厄介事も無理難題も持ち前の好奇心と人情で解決する「貸し物屋お庸」の魅力全開!
庶民のの暮らしを支える江戸のレンタルショップ・湊屋両国出店の主、お庸は口の悪さで知られる美形の江戸娘。真っ直ぐな気性で男勝りな娘店主の元には、今日も胡乱なお客が訪れる──
厄介事も無理難題も持ち前の好奇心と人情で解決する「貸し物屋お庸」の魅力全開!
「凧の骨を貸してくれ」とやって来た童が心に秘めた願いとは?
仲介を頼まれた「縁起がいい」はずの仕舞屋に居たのは?
お客が求める貸し物の陰に隠れた悩みや事情を見抜いて収めるお庸の謎捌きが痛快な、大人気書下ろし時代小説、待望の第二弾!
貸し物屋お庸の元には今日も秘密を抱えたお客がやってくる
【目次】
第1話 凧、凧揚がれ
第2話 貸家と散り桜
第3話 百鬼夜行の宵
第4話 貸し物卒塔婆
第5話 信輔と十人
第6話 雪と綿帽子
著者プロフィール
著者の平谷美樹(ひらや・よしき)さんは、1960年生まれ、岩手県出身。大阪芸術大学卒業。2000年『エンデュミリオンエンデュミリオン』で作家デビュー。同年、『エリ・エリ』で小松左京賞を受賞。2014年、歴史作家クラブ賞・シリーズ賞を受賞。
著書に「草紙屋薬楽堂ふしぎ始末」「貸し物屋お庸謎解き帖」(だいわ文庫)シリーズのほか、「修法師百夜まじない帖」(小学館文庫)シリーズ、「貸し物屋お庸」(招き猫文庫)シリーズ、「採薬使佐平次」「江戸城 御掃除之者!」、「よこやり清左衛門仕置帳」(角川文庫)シリーズ、『でんでら国 上・下』『鍬ヶ崎心中 幕末宮古湾海戦異聞』(小学館文庫)、『柳は萌ゆる』(実業之日本社文庫)、『国萌ゆる 小説 原敬』(実業之日本社)等、多数がある。
貸し物屋お庸謎解き帖 百鬼夜行の宵 (だいわ文庫) 平谷 美樹 (著) |
<既刊>
貸し物屋お庸謎解き帖 桜と長持 (だいわ文庫) 平谷 美樹 (著) 「無いものはない」の看板を掲げる貸し物屋・湊屋両国出店の主は、美形だが口の悪さで知られる江戸娘、お庸。 |
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