猫沢エミさんと保護猫イオが紡ぐ愛の物語『イオビエ ~イオがくれた幸せへの切符』が刊行

猫沢エミさん著『イオビエ ~イオがくれた幸せへの切符』
昨年大ヒットした前作『ねこしき』の著者・猫沢エミさんの最新刊『イオビエ ~イオがくれた幸せへの切符』がTAC出版より刊行されました。
本書では、2019年に路上で保護した猫のイオちゃんとの出会いからお別れまでの1年半の物語を、イオちゃんが語る小説と、著者自身のSNSの日記を交えて綴ります。
心温まる一人と一匹の愛の物語『イオビエ ~イオがくれた幸せへの切符』
猫沢家の一員となったイオちゃんは、餓死寸前から奇跡の復活を遂げ、第二の豊かな猫生を送りましたが、急性の扁平上皮癌が発覚。1か月半の闘病の末、2021年3月にこの世を去りました。
イオちゃんが天国へ旅立つまでの軌跡は、猫沢さんのSNSを通じて発信され、国内外問わず大きな感動を呼びました。猫沢さんとイオちゃんの出会い、病気の寛解、幸せの日々、急に訪れた永遠の別れを、イオちゃん視点のファンタジー小説を主軸とし、著者自身の日記を挿入、一人と一匹の愛の物語を紡ぎます。
なお、前作『ねこしき』でも好評だった猫沢家で親しまれてきたレシピも多数収録されています。
本書の目次
【小説】
1.巴里へ
2.あの夏の日
3.ママと出会って家族ができた
4.運命の赤い糸
5.大江戸お伊緒物語
6.ワタシのローマの休日
7.謎の病気の克服
8.不治の病と神様との最後の会話
9.魂の住処
10.天国からのタクシー
11.ハワイでのヴァカンス
【猫沢日記】
2019年8月イオとの出逢い~2022年10月パリ移住
【猫沢飯】
目玉焼きのっけ焼きそば
大丈夫 !ÇA VA味噌サンド
ほたるいか素干しバターごはん
雪の山小屋で食べる三猫シチュー
ひな祭りの鰻のちらし鮨
命のスープ ~豚バラと根菜のカフェライムスープ
ポルチーニ茸と栗の炊き込みごはんドリア
ポークフィレソテー茸と蓮根の赤ワインソース
猫草オマージュ~おかひじきとレタスと梨のサラダ
猫沢組おにぎりとハチワレ漬け
【猫沢エッセイ】
神さまへのプレゼンテーション
イオちゃんの稚鮎の天ぷら
最愛の娘、イオちゃんへ
【おわりに】
オーダーメイドの神さまと天国
著者プロフィール
著者の猫沢エミ(ねこざわ・えみ)さんは、ミュージシャン、文筆家、映画解説者、生活料理人。2002~2006年、一度目のパリ在住。2007年より10年間、フランス文化誌『Bonzour Japon』の編集長を務める。超実践型フランス語教室《にゃんフラ》主宰。
著書に『ねこしき』(TAC出版)、『猫と生きる。』『パリ季記』(ともに扶桑社)など多数。2022年2月より愛猫を引き連れ、二度目のパリ在住。
★Instagram:https://www.instagram.com/necozawaemi/
イオビエ ~イオがくれた幸せへの切符 猫沢エミ (著) 「ねこしき」脱稿直後に発覚した急性の「扁平上皮癌」によって、1か月半の闘病の末、書籍発売前に急逝した猫沢家の保護猫イオちゃん。 |
◆猫沢エミさんと猫たちとの共同生活の記録『猫と生きる。』が8年ぶりに復刊! | 本のページ