「#木曜日は本曜日」第2弾は「COTEN」代表取締役・深井龍之介さんが「社会善」をテーマに選書 インタビュー動画では減り行く本屋の現状・紙書籍への思いを熱く語る!
東京都書店商業組合は、本屋を愛する著名人が“本屋での本との出会い”について語る「#木曜日は本曜日」プロジェクトを始動し、第1弾として俳優・歌手の上白石萌音さんが出演するインタビュー動画を公開していますが、今回、インタビュー動画第2弾として、株式会社COTEN代表取締役 深井龍之介さんが出演するインタビュー動画も公開されました。
また、今後も毎週木曜日に、本屋と本を愛する著名人、インフルエンサー、作家十数名に「人生を変えた本」について、本屋でのエピソードを語ってもらうインタビュー動画を順次公開し、選書された本は都内約180店舗の書店で販売されます。
「#木曜日は本曜日」プロジェクトについて
電子書籍の台頭・書籍のネット購入率の増加などを受け近年激減している本屋の現状を受け、東京都書店商業組合では、読者の忙しい日々の中でゆっくり本と向き合う時間として、週の真ん中に位置する“木曜日”に本屋へ足を運ぶ習慣づくりを目指した「#木曜日は本曜日」プロジェクトを10月6日(木)より始動しました。
「本屋のピンチを救いたい!」との思いに共感した、本屋と本を愛する著名人・インフルエンサー・作家十数名が「人生を変えた本」を選書してもらい、本屋での本との出会い・エピソードを語るインタビュー動画も順次公開しています。
「#木曜日は本曜日」プロジェクト第2弾では、世界史のデータベースの開発や、歴史を面白く学ぶラジオ「COTEN RADIO」の運営に取り組む株式会社COTEN代表取締役 深井龍之介さんが協力。
「(本屋がなくなってしまうことは)世の中から車がなくなることに近い。今まで行けていたところに行けなくなる、わかっていたことがわからなくなるといったことが起こってしまう」と、減り行く本屋への危惧を唱える深井さんは、「社会善」をテーマに選書した本について語っています。
また、動画後半では90年の歴史を誇る老舗の八雲堂書店(東京都目黒区)を訪れ、新たな本との出会いを楽しむ様子もご覧になれます。
本動画は特設サイトおよび東京都書店商業組合公式YouTubeチャンネル「東京の本屋さん~街に本屋があるということ~」にて10月13日(木)より公開中です。
さらに、東京都書店商業組合加盟約180の書店にて深井さんの選書を紹介・販売していきます。店頭ポスターやのぼりを各店舗に設置するほか、購入特典として本棚をイメージした「#木曜日は本曜日 限定しおり」の店頭配布など、様々な取り組みを通じて本屋を盛り上げていきます。
★「#木曜日は本曜日」特別棚設置・販売店舗:https://honyoubi.com/assets/data/present_shoplist.pdf
※上記店舗では限定しおりも配布しています。
★「#木曜日は本曜日」公式Twitter:https://twitter.com/honyoubi
★東京都書店商業組合公式YouTube:https://www.youtube.com/c/tokyo-shoten
深井龍之介さん出演スペシャルムービー「僕の“認知“が変わった本」
【概要】
本屋を愛する著名人や作家、インフルエンサーの皆さまが「人生を変えた本」を紹介する動画シリーズ。
第2弾では、『歴史を面白く学ぶコテンラジオ (COTEN RADIO)』の深井龍之介さんが登場。人生に影響を与えた本、本屋さんが減っていること、深井さんにとって「本屋さん」とはどんな場所か?について語っていただきました。
動画前半は、深井さんが選んだ3冊をご紹介。それぞれの本を読むことでどんな情報をインストールできるのか、詳しく聞きました。3冊とも非常に難しそうな本ですが、深井さんの説明を聞くと読んでみたくなります。動画後半は、目黒区中根の八雲堂書店にて、深井さん流の本屋さんの回り方を見せていただきました。
★動画URL:https://www.youtube.com/watch?v=aI4GVNQRmCg
<深井龍之介さんコメント>
この度は、本屋と本を愛する一人として「#木曜日は本曜日」に参加できることを嬉しく思っています。僕自身、「自分自身の認知を広げる場」として日ごろから本屋さんを利用しています。本屋さんやそこに売られている本は、自分たちを遠くへ連れて行ってくれる存在だと感じているため、今回のプロジェクトを通じて、皆さんにも本屋さんに足を運んでいただき、新しい世界へ導いてくれるような本と出会っていただければな、と思います。
深井龍之介さんプロフィール
深井龍之介(ふかい・りゅうのすけ)さんは、島根県出雲市出身。九州大学文学部社会学研究室を卒業後、大手半導体メーカーに入社。その後、複数のスタートアップの経営に携わり、事業計画立案、資金調達、採用、サービス開発など幅広く経験する。
2016年2月に歴史領域をドメインとした株式会社COTENを設立。
東京都書店商業組合について
東京都書店商業組合は、東京都にある中小書店(街の本屋)が中心となって組織されています。明治20年に発足した「東京書籍商組合」が元となり、現在に至ります。
同組合は、街の本屋が生き残っていくために、読書推進・増売運動・共同購買・取引条件改善等に取り組んでいます。多くの良書をお客様に直接手渡すことができる街の本屋を存続させることが、社会への大きな貢献であるという自負を持ち、今後も活動していきます。
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