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中村倫也さん〈赤裸々エッセイ〉『THE やんごとなき雑談』が台湾、香港、マカオで発売! 初のエッセイ集、人気俳優のもがき苦しんだ”思考のあと”が海を渡る!

『THE やんごとなき雑談』繁体字中国語版カバー

『THE やんごとなき雑談』繁体字中国語版カバー

KADOKAWAは、累計8万部を突破した中村倫也さんの赤裸々エッセイ『THE やんごとなき雑談』海外翻訳版を台湾、香港、マカオにて2022年9月28日に発売します。

 

熱い想いを受け、中村倫也さんが海外で作家デビュー!

中村倫也さんが2018年11月号から2年間にわたって雑誌『ダ・ヴィンチ』に連載したエッセイを一冊にまとめた初のエッセイ集『THE やんごとなき雑談』(2021年刊行)。

発売日当日に重版が決定するなど大きな反響を呼び、たちまち累計8万部(紙+電子)を突破した同書の翻訳版発売が、このほど決定。中村倫也さんが自意識をさらけ出し“丸裸”になるまで自分自身を見つめなおして取り組んだ“思考のあと”が、台湾、香港、マカオの書店に並びます。

 
「肩の力を抜いて等身大の言葉を並べたい。
上辺の透き通った水だけじゃなく、底に沈殿するヘドロもすくい上げるような文章を書きたい。」(※日本語版/本文P.22より)

 
“癒し系”“ゆるふわ”……大注目を浴びた2018年、そんな言葉で形容された売れっ子俳優が、これまで見せてこなかったすべてをさらけ出し、2年間にわたり文筆活動に勤しみました。

本書には連載開始時、「こうなったらとことん出してやろうじゃないか、僕の隠したい恥部を!(2018年リリース・本人コメントより)」と思い切った決意そのままに、ナマの「中村倫也」がギュウギュウに詰まっています。

 
そして今回、その思いが海をも越えました。

中村さんは近年台湾でも、出演ドラマの配信や出演映画、出演舞台のライブビューイングが続々と公開されるなど、人気を誇っています。そんな人気の高まりを背景に、現地の編集者が『ダ・ヴィンチ』での連載を読んでその才能に魅了されたことが、今回の翻訳版発売につながりました。

 
「映画やドラマを通して著者を知った方に、文章やイラストなど、知られざる一面、才能も発見してほしい。ようやく台湾、香港、マカオの読者にも繁体字中国語版を紹介できます」(台湾の担当編集者 談)。

いくつもの熱い思いが実を結び、『中村倫也之非常雜談』がこの秋、かの地の読者のもとに届きます。

 

中村倫也さん コメント

「自意識の塊、夜の空を飛ぶ。」
本作連載時の一本目のエッセイのタイトルである。
いやはや、ワタクシの拗らせたアレやコレやが空を飛んで、海まで飛び越えてしまうとは、思ってもみなかった素敵な報せだ。
「なんだか原稿というものは〝未来へ向けた手紙〟みたいだ。この時差が、いつも少しだけ恥ずかしい」(※日本語版/本文P.46より)
かつての私から、現在の貴方へ。封を開いてページをめくって、ニヤニヤしてもらえたなら、この上なく嬉しい。がんばれ!翻訳のひと!!

 

『THE やんごとなき雑談』について

『THE やんごとなき雑談』日本語版カバー

『THE やんごとなき雑談』日本語版カバー

『THE やんごとなき雑談』は、「何事も考えてからでないと行動に移せない」という中村倫也さんが、考え続けては正解を探した日々を、“丸裸”になるまでさらけ出して書き綴った初のエッセイ集です。

 
自意識過剰でモテたくて仕方なかった学生時代。クラスメイトに突然奪われたファーストキスの思い出。料理や掃除に買い物、たまの実家への帰省と親孝行。“カメレオン俳優”と評されてブレイク後、呼吸ができなくなったこと。自粛期間中に襲ってきた孤独と涙。そして、“生きるということ”について……。人気俳優が本気で挑んだ、二年間の思考のあと。

 

著者プロフィール

著者の中村倫也(なかむら・ともや)さんは、1986年生まれ、東京都出身。俳優。2005年、デビュー。2014年初主演舞台「ヒストリーボーイズ」で第22回読売演劇大賞優秀男優賞を受賞。2018年、2019年にはエランドール賞新人賞を受賞。

近年の主演作に映画「水曜日が消えた」「人数の町」、連続ドラマ「美食探偵 明智五郎」「珈琲いかがでしょう」「石子と羽男―そんなコトで訴えます?―」 など 。

今後は「仮面ライダーBLACK SUN」(10/28配信開始)、MUSICAL「ベートヴェン~Beethoven The Piano~」(10/29~上演)、舞台「ケンジトシ」(2023年2月上演予定)に出演する。

 

日本国内での購入方法について

日本国内での購入方法について、購入可能な書店は下記にてご確認ください。

■紀伊國屋書店各支店:お取り寄せサービスにお問い合わせください。
■誠品生活日本橋:お取り寄せサービスにお問い合わせください。
※お取り寄せの際に、ISBNなどの情報は下記にてご確認ください。
書名:中村倫也之非常雜談
ISBN:9786263217997

 
また、台湾のネット書店「博客来」(books.com.tw)でも海外配送に対応しているので、購入可能です。海外発送の方法、Q&Aなどは下記のリンクにてご参照ください。(繁体字中国語と英語のみの案内)
★URL:https://www.books.com.tw/web/sys_qalist/qa_29_32/0?loc=000_032

 
<予約方法について>

★台湾ネット書店「博客来」(ウェブサイト):https://www.books.com.tw/products/0010931519
★日本紀伊國屋書店(ウェブサイト):https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-02-9786263217997

 

<日本語版>

THE やんごとなき雑談
中村 倫也 (著)

【俳優・中村倫也が“自意識”を曝け出し“丸裸”で書いた、初のエッセイ集!】

<嗚呼、僕の自意識よ。お前はあの頃から僕の中にいるのだな。そして結局、今も変わらずにそこにいるのだな。(本書「あとがき」より)>
<意味のない人生は寂しいから、なんとか理由を探そうともがく。その時間が「生きる」ということなのかもしれない。(中略)それらはきっと気高く価値のある、美しい奮闘だと思うのだ。(本書「やんごとなき者たちへ」より)>

自意識過剰でモテたくて仕方なかった学生時代。クラスメイトに突然奪われたファーストキス。
料理や掃除に買い物、たまの実家への帰省と親孝行、そんなありふれた休日。
思うように進まない俳優業に、誰にも必要とされていないのかとコンプレックスを抱えては笑えなくなった日々、這うように見つけ出した答え。
“カメレオン俳優”と評されてはそのブレイク後、呼吸ができなくなったこと。昨年、自粛期間中に襲ってきた、孤独と涙。
そして尊うべき「生きる」ことについて……。

ユーモアとペーソス溢れる筆致で描かれるは、人気俳優の素顔、哲学、そして真剣な眼差し。
スターダムにのし上がった2018年から2年にわたる毎月の連載原稿(雑誌『ダ・ヴィンチ』2018年11月号~2020年11月号掲載)に
書き下ろしを加え書籍化!(挿絵や表紙のイラスト、タイトルロゴも本人作!)

癒し系でゆるふわで、ミステリアス。
「つかみどころがない」俳優・中村倫也が、こじれた自意識を爆発させ、丸裸になる!
“ハマる人続出中”その魅力の理由がここにある。

 


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