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夢枕獏さんが1年半の療養を経て「キマイラ」の連載を再開! 自らの病状と、執筆を続けてきた物語完成への意気込みもを語る

(c)朝日新聞社

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体調不良により中断していた、夢枕獏さんによる伝奇大河小説「キマイラ」の連載が、朝日新聞出版のPR誌『一冊の本』9月号より再開されました。

また、10月31日(月)まで朝日新聞出版の公式note「さんぽ」にて「聖獣変 第1話」を期間限定で公開中です。

 
<40年続く夢枕獏さんの「キマイラ」がいきなり完結!? 1年半の療養を経て、小説「キマイラ」が連載再開!>

作家・夢枕獏さんが1982年から40年にわたり執筆中の長編伝奇小説「キマイラ」。己の内に幻獣・キマイラを秘めた高校生の大鳳吼(おおとり・こう)と久鬼麗一(くき・れいいち)を中心に、彼らを見守り、キマイラ化の真相に挑もうとする師や友、幻獣の利用を目論み、ふたりを捕獲しようと狙う謎の組織などが登場します。ファンタジーであり、青春小説、格闘小説でもあり、中国古代史なども絡み合う、実に壮大な物語です。

 
夢枕獏さんの病気療養により1年半休載していた連載が、月刊誌『一冊の本』9月号から再開されることになりました。冒頭の「再開の辞」で夢枕さんは自身の病状について触れるとともに、「今、ぼくの中で想定されている『キマイラ』のラストシーンを先に書いてしまう」ことを記しています。

 
連載再開を記念して10月31日(月)まで、「キマイラ 聖獣変 第1話」を朝日新聞出版公式note「さんぽ」にて特別限定公開。40年続いてきた物語はどのような結末を迎えることになるのか、ご注目ください。

 
★夢枕獏さん「キマイラ 聖獣変 第1話」全文公開ページ:https://note.com/asahi_books/n/nc784c20f4c6f

※「キマイラ 聖獣変」は朝日新聞出版の月刊誌『一冊の本』にて、隔月刊で連載中です。

 

キマイラ 1 幻獣少年・朧変 (ソノラマノベルス)
夢枕 獏 (著), 寺田 克也 (イラスト)

伝奇、格闘技、幻想、冒険、恋愛など、今日の人気作家を構成するあらゆる要素が入った、著者自身が「生涯小説」と呼ぶ力作。実質のデビュー作ではあるが、現在も執筆継続中の現役の小説である。第1巻目は、己のうちに幻獣・キマイラを秘めた二人の少年、大鳳吼と学園を支配する上級生、久鬼麗一の運命の出会いから始まる。それは、恐ろしい目覚めの序章であった。

 
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