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劇団ひとりさん12年ぶりの書き下ろし小説『浅草ルンタッタ』が刊行

劇団ひとりさん著『浅草ルンタッタ』(装画:網中いづるさん)

劇団ひとりさん著『浅草ルンタッタ』(装画:網中いづるさん)

100万部突破のベストセラー『陰日向に咲く』、『青天の霹靂』に続く、劇団ひとりさんの12年ぶりの書き下ろし小説『浅草ルンタッタ』(装画:網中いづるさん)が幻冬舎より8月24日に刊行されます。

 

12年ぶりに書き下ろす、圧倒的祝祭に満ちた物語『浅草ルンタッタ』

昨年夏の東京オリンピック開会式、脚本・監督を務めた映画『浅草キッド』の驚きと感動が記憶に新しい劇団ひとりさんは、100万部突破の連作小説『陰日向に咲く』(幻冬舎、2006年)で鮮やかにデビューし、次作『青天の霹靂』(幻冬舎、2010年)では長編に挑戦、初監督の映画作品にもなりました。今回の新作『浅草ルンタッタ』はそれから12年ぶりの小説となります。

 
小説の舞台は、明治から大正にかけての浅草六区。芝居小屋が立ち並び、歓楽街としてにぎわいはじめる街で浅草オペラ好きの孤児と、人生に傷を持つ大人たちが織りなす哀歓溢れる物語です。

 
<あらすじ>

行き場をなくした女たちが集う浅草の置屋「燕屋」の前に、一人の赤ん坊が捨てられていた。かつて自らの子を亡くした遊女の千代は、周囲の反対を押し切って育てることを決める。お雪と名付けられた赤ん坊は、燕屋の人々に囲まれながら、明治から大正へ、浅草の賑わいとともに成長した。楽しみは芝居小屋に通うこと。歌って、踊って、浅草オペラの真似をして、毎日はあんなに賑やかで幸せだったのに。あの男がすっかり台無しにした――。

100万部突破のベストセラー『陰日向に咲く』を超える、さらなる大傑作! 12年ぶりに書き下ろす、圧倒的祝祭に満ちた物語。

 
【担当編集者からのコメント】

前2作をはるかに超えるスケールの大きさと息もつかせぬ展開、怒涛の感動が押し寄せる傑作です。自信をもってお届けします。発売を楽しみにお待ちください。

 

劇団ひとりさん コメント

数年前に『浅草オペラ』という言葉を目にしました。なんとまぁ心躍る響きなんでしょう。どんな人々がどんな風に、そうやって想像を巡らせているうちに物語になってました。

不器用な登場人物たちですが、どうぞ温かく見守ってやってください。

 

著者プロフィール

著者の劇団ひとり(げきだんひとり)さんは、1977年生まれ、千葉県出身。1993年デビュー。2000年にピン芸人「劇団ひとり」となる。映画やドラマで俳優として、また作家、映画監督としても活躍。

はじめての小説『陰日向に咲く』(2006年)は100万部を超えるベストセラーとなり、映画化される。次作『青天の霹靂』(2010年)は自身の初監督作品として映画化。構想に7年をかけ脚本・監督を務めたNetflix製作の日本発オリジナル映画『浅草キッド』(2021年)は大きな反響を呼んだ。

 

浅草ルンタッタ
劇団ひとり (著)

今は一人ぼっちでも、またみんなの前で歌うんだ──。
100万部突破のベストセラー『陰日向に咲く』を超える、さらなる大傑作!
12年ぶりに書き下ろす、圧倒的祝祭に満ちた物語。

 
【関連】
劇団ひとり『浅草ルンタッタ』(@runtattabook) / Twitter

 


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