世界最高齢の英国女王が華麗に事件を解決する王室ミステリ『エリザベス女王の事件簿 ウィンザー城の殺人』が刊行
英国で10万部突破、18カ国で翻訳されている、S・J・ベネットさん著『エリザベス女王の事件簿 ウィンザー城の殺人』(訳:芹澤恵さん)が角川文庫より刊行されました。
容疑者は50名!? 90歳の英国女王、奇怪なロシア人ピアニスト殺人事件に挑む!
本作は、世界中で愛されるエリザベス女王を探偵役としたイギリス発の王室ミステリです。
英国で10万部突破し、また18ヵ国で翻訳され、本作は今、世界中でベストセラーとなっています。
クリスティの「ミス・マープル」シリーズや、『木曜殺人クラブ』、ドラマ「ザ・クラウン」や「ダウントン・アビー」のファンにおススメの一冊。
日本でも人気の高い「フロスト警部」シリーズの訳者・芹澤恵さんが翻訳を担当。また、書評家の大矢博さん子による解説も掲載されています。
この夏、女王陛下といっしょに、あなたも殺人事件を解明してみませんか?
<あらすじ>
英国ウィンザー城で若い男の遺体がクロゼットから発見される。晩餐会に呼ばれたロシア人ピアニストで、遺体はあられもない姿だった。事件について城では箝口令が敷かれ、警察とMI5はロシアのスパイによるものと見なし捜査するが、容疑者が50名もいて難航する。
でも大丈夫。城には秘密の名探偵がいるのだ。その名もエリザベス2世。御年90歳。世界最高齢の女王が華麗に事件を解決する!
英国で10万部突破、18カ国で翻訳! 解説は大矢博子さん
著者プロフィール
■著者:S・J・ベネットさん
英国ヨークシャー出身。軍人の娘に生まれ、幼いころから世界各地を転々とする。ロビイスト、戦略コンサルタント、ベンチャー企業のプロジェクトマネージャーなどさまざまな職を経て、YA小説を書くようになり、いくつかの文学賞を受賞する。
本シリーズで一般向けの推理作家に転身。ロンドン在住で、長年にわたって王室をウォッチしてきたが、「女王陛下が密かに事件を解決している、という話は寡聞にして聞いたことがない」とのこと。
■芹澤恵(せりざわ・めぐみ)さん
英米文学翻訳家。成蹊大学文学部卒業。
「ジャック・フロスト警部」シリーズ(創元推理文庫)、『フランケンシュタイン』(新潮文庫)、『密林の夢』(早川書房)、 『1ドルの価値/賢者の贈り物 他21編』(古典新訳文庫)、『ヒロシマ・ボーイ』(小学館文庫)、『リリアンと燃える双子の終わらない夏』(集英社)、『世界を変えた100人の女の子の物語』(河出書房新社、共訳)など多彩なジャンルの翻訳を手がける。
エリザベス女王の事件簿 ウィンザー城の殺人 (角川文庫) S・J・ベネット (著), 芹澤 恵 (翻訳) 【絶賛の声】 優しく愉快で、控えめながら説得力があり、全くもって魅力的。英国王室の神秘性に探知性を加えている(アマンダ・クレイグ) 抜け目なく賢明で好奇心旺盛な女王陛下の姿である(ガーディアン紙) 本物のディテールが満載で、ストーリーはスマートかつねじれていて、そして全体が素晴らしく、奇妙なほど説得力がある。絶対的な完成度(イザベル・ブルーム) プロットはよく考え抜かれ、見事に観察されている。今年読んだミステリーの中で最高の一冊だ(フレッシュフィクション) この本のすべてを愛している…。女王陛下が王冠の下に他の事件も隠し持っていますように。『木曜殺人クラブ』は面白かった。『ウィンザー城の殺人』はもっと面白い(TheBookbag.co.jp) エリザベス2世を探偵役とする楽しいシリーズ。ベネットが描く、温厚で賢く、機知に富んだ女王とその王室生活は魅力的だ(パブリッシャーズ・ウィークリー誌) |
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