北朝鮮から命がけで日本に来た男キム・ヨセフさん『僕は「脱北YouTuber」』刊行記念!トークイベントを開催
日本に在住し日本語で発信を行う、現時点で唯一の「脱北YouTuber」キム・ヨセフさんの著書『僕は「脱北YouTuber」~北朝鮮から命がけで日本に来た男』(光文社)の刊行を記念して、トークイベント「日本唯一の脱北YouTuberによる北朝鮮カルチャーナイト」が8月27日に開催されます。
小泉純一郎元首相と故・安倍晋三元首相(当時官房副長官)が訪朝し締結した「日朝平壌宣言」から20年目となる本年。そんな中で奇しくも登場したキムさんのお話は、停滞し続けていた日朝関係と北朝鮮の実像を知る一助になるかもしれません。
また、日本と北朝鮮の人々の感覚や文化の差についても話される予定です。
※会場チケットは早々に完売しましたが、オンライン配信でぜひご参加ください。
『僕は「脱北YouTuber」』について
【内容紹介】
2009年1月、約1万kmの命がけの道のりを辿り、僕はようやく自由を手にしたのだ――北朝鮮での過酷な23年間の生活に耐えかね、豆満江を渡り中国経由でベトナムを越え、カンボジアの韓国大使館から韓国へ。自由への道のりは果てしなく遠い。でも、男は諦めなかった。
日本在住の脱北者が語る唯一無二のライフヒストリー。人生で困難にぶち当たったときにどう立ち向かうか、壮絶な体験から紡がれる言葉に思わず胸が熱くなる!
「日本唯一の脱北YouTuberによる北朝鮮カルチャーナイト」開催概要
■日時:2022年8月27日(土)19:00~
■オンライン配信チケット
◎視聴券:2,000円
◎書籍付き視聴券:3,000円
★詳細&申込み:https://twitcasting.tv/tetsuo_pundit/shopcart/171013
出演者プロフィール
■キム・ヨセフさん
『僕は「脱北YouTuber」~北朝鮮から命がけで日本に来た男』著者。1985年、朝鮮民主主義人民共和国の北東部・咸鏡南道に生まれる。10歳のときに弟と路上生活を始め、18 歳で一度目の脱北を試みるも失敗し、白頭山のふもとにある留置所に送られる。23歳で二度目の脱北をし、中国、ベトナム、カンボジアを経て24歳で韓国へ入国。28歳で日本に語学留学し、大学を卒業。
現在は会社員のかたわら、YouTubeチャンネル「脱北者が語る北朝鮮」で北朝鮮情報を発信中。
■高英起(コウ・ヨンギ)さん
北朝鮮情報専門サイト「デイリーNKジャパン」編集長。関西大学経済学部卒業。1998年から1998年まで中国吉林省延辺大学に留学し、北朝鮮難民「脱北者」の現状や、北朝鮮内部情報を発信する。
主な著作に『コチェビよ、脱北の河を渡れ―中朝国境滞在記―』(新潮社)『金正恩 核を持つお坊ちゃまくん、その素顔』(宝島社)、『北朝鮮ポップスの世界』(共著/花伝社)など。YouTube「高英起チャンネル」でも独自情報を発信中。
■司会:安宿緑(やす・やどろく)さん
翻訳者、ライター。朝鮮大学校卒業後、米国系大学院を修了。韓国心理学会正会員、米国心理学修士。朝鮮半島と日本間の政治よりも、そこにある人間模様と心の動きに主眼を置いて活動する。2010年、北朝鮮の携帯電話画面を世界初報道、『週刊SPA!』(扶桑社)で担当した特集が金正男さんに読まれ「面白いね」とコメントされる。
著書に『実録・北の三叉路』(双葉社)、『韓国の若者』(中公新書ラクレ)。
僕は「脱北YouTuber」~北朝鮮から命がけで日本に来た男 キム・ヨセフ (著) |
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