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生物学者・福岡伸一さんがオリジナルストーリー『ドリトル先生 ガラパゴスを救う』を刊行

福岡伸一さん著『新ドリトル先生物語 ドリトル先生ガラパゴスを救う』

福岡伸一さん著『新ドリトル先生物語 ドリトル先生ガラパゴスを救う』

朝日新聞出版は、生物学者・作家の福岡伸一さんによる児童書『新ドリトル先生物語 ドリトル先生ガラパゴスを救う』を刊行しました。
児童文学の名作であるドリトル先生シリーズへのリスペクトを込めて新しく綴られた、オリジナルストーリーです。

 

本家ドリトル先生シリーズへの敬意をこめて綴る完全オリジナルストーリー

『生物と無生物のあいだ』などのベストセラーを持つ生物学者で作家の福岡伸一さんは、児童文学の名作「ドリトル先生物語」シリーズの長年のファンとして知られ、『ドリトル先生航海記』の新訳も手がけています。

 
その福岡さんがこのたび、本家の世界観やキャラクターはそのままに、リスペクトをたっぷりと込めつつ、科学者だからこその視点も盛り込んでドリトル先生の新たな物語を紡ぎました。

 
動物たちと話のできるドリトル先生と助手のスタビンズ少年はある日、英国の調査船ビーグル号が南米へ出帆しガラパゴス諸島にも立ち寄るかもしれないと知ります。ガラパゴスの大自然を守るため、旅に出ることを決意するドリトル先生は、手作りの気球を作り……。動物や自然、歴史や文化などの学びもいっぱいの、楽しい冒険物語です。

 
また、8月に主演映画「凪の島」も公開を控える、小学6年生の女優・新津ちせさんが、本作を読んでの感想と「ワクワクがとまらない!」とのコメントを寄せています。

 
【新津ちせさん 帯コメント】

ドリトル先生と一緒に気球で大冒険!
ご長寿ゾウガメ・ジョージの甲羅パワー、
ネズミの怪盗ルビイの活躍、
インカの至宝「アタワルパの涙」の秘密……
ワクワクがとまらない!

 
<新津ちせ(にいつ・ちせ)さん プロフィール>

2010年生まれ。動物とお芝居が大好きな小学6年生。映画やドラマ、舞台、CMなど多方面で活躍。また、音楽ユニット「Foorin」のメンバーとして紅白歌合戦にも出場。主な出演作に、NHK「カムカムエヴリバディ」(ひなた幼少期役)など。2022年8月19日には主演2作目となる映画「凪の島」が公開予定。

 

著者プロフィール

著者の福岡伸一(ふくおか・しんいち)さんは、1959年生まれ。米ハーバード大学研究員、京都大学助教授などを経て、現在、青山学院大学教授。

代表作に『生物と無生物のあいだ』『動的平衡』など。2025年開催の大阪・関西万博でテーマ事業プロデューサーを務める。

 

新ドリトル先生物語 ドリトル先生ガラパゴスを救う
福岡 伸一 (著)

動物と会話できる医者のドリトル先生と助手のスタビンズ少年は、英国の調査船がガラパゴス諸島向かうと聞き、島の大自然が英国に寄って荒らされるのを防ぐべく、先生たちは手作りの気球でガラパゴスを目指す。だが気球は墜落して不時着し――。本家「ドリトル先生」シリーズの世界観やキャラクターを土台に紡がれる、完全オリジナルストーリー。奇想天外で楽しい冒険物語にして、10歳の少年スタビンズくんが、自然や社会を知っていく成長物語。生物学者・福岡ハカセが科学の知識はもちろん歴史、文化などもストーリーに巧みに織り込んでおり、楽しく読みながら自然と多くのことが学べ、読者の好奇心を広げてくれる一冊でもあります。

装画:浜野史 装丁:児玉明子

 


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