「刑事コロンボ」の生みの親、レヴィンソン&リンクが遺したミステリー短編を網羅!〈レヴィンソン&リンク劇場〉完結編『突然の奈落』が刊行
「刑事コロンボ」を生み出した推理ドラマのクリエイター・コンビ、レヴィンソン&リンクが贈る、ミステリー短編集『突然の奈落』(著:リチャード・レヴィンソン、ウィリアム・リンク/訳:後藤安彦さん他)が扶桑社より7月2日に刊行されます。
世界中にファンを持つ推理ドラマ「刑事コロンボ」の生みの親、レヴィンソン&リンク
「刑事コロンボ」といえば、言わずと知れたアメリカを代表する推理ドラマ。1972年にNHKで放送開始し、「うちのカミさんがね」というおなじみのセリフは日本で有名。
その生みの親である、リチャード・レヴィンソンとウィリアム・リンクをご存知でしょうか?
脚本家兼テレビプロデューサーであった彼らはヒットメーカーとして「刑事コロンボ」「ジェシカおばさんの事件簿」など数々の推理ドラマを世に送り出したクリエイターコンビです。
彼らの出会いは中学時代に遡り、学生時代はラジオ脚本や映画批評を書き、1954年にデビュー作「口笛吹いて働こう」がエラリー・クイーンズ・ミステリー・マガジンに掲載されると、折りからのアメリカ・ミステリー雑誌の黄金時代を飾る小説家としても活躍しました。
〈レヴィンソン&リンク劇場〉ついに完結!
〈レヴィンソン&リンク劇場〉は、そんな名コンビが遺した貴重なミステリー短編をお届けするシリーズです。
前作『皮肉な終幕』では、郵便配達人が知った事件の秘密を描くデビュー作「口笛吹いて働こう」を筆頭に、コロンボの原型となった殺人劇「愛しの死体」など、田舎町からショウビズ界まで、さまざまな舞台で展開される、多彩な犯罪物語や怪談といった、謎と興趣に富んだバラエティあふれる作品を収録。
その完結編となるのが、今回の『突然の奈落』です。
長年勤めた会社を退職する男の最後の計画とは? 妻を殺した夫が落ちた罠とは? 極寒の米軍施設で兵士が知った犯罪とは?
――人生のさまざまなシーンで起こる多様な事件をあざやかに描きだし、予想外の結末に導く粒ぞろいの作品集です。
レヴィンソン&リンク劇場 突然の奈落 (海外文庫) リチャード・レヴィンソン&ウィリアム・リンク (著), 上條ひろみ (翻訳), 川副智子 (翻訳), 木村二郎 (翻訳), 後藤安彦 (翻訳), 小堀さとみ (翻訳), 高橋知子 (翻訳), 中井京子 (翻訳), 仁木めぐみ (翻訳) 『刑事コロンボ』をはじめとする数々の推理ドラマで世界中を魅了した名コンビは、戦後アメリカ黄金時代のミステリー雑誌を飾った短編作家でもありました。 その貴重な作品をお届けする〈レヴィンソン&リンク劇場〉完結編! 長年勤めた会社を退職する男の最後の計画とは? 妻を殺した夫が落ちた罠とは? 極寒の米軍施設で兵士が知った犯罪とは? 人生のさまざまなシーンで起こる多様な事件をあざやかに描きだし、予想外の結末に導く手練の技を、ぜひご堪能ください。 |
<既刊>
レヴィンソン&リンク劇場 皮肉な終幕 (海外文庫) リチャード・レヴィンソン (著), ウィリアム・リンク (著), 浅倉 久志 (翻訳), 上條 ひろみ (翻訳), 川副 智子 (翻訳), 木村 二郎 (翻訳), 高橋 知子 (翻訳), 仁木 めぐみ (翻訳) 『刑事コロンボ』『ジェシカおばさんの事件簿』… 『刑事コロンボ』『ジェシカおばさんの事件簿』等の推理ドラマで世界を魅了した名コンビが、ミステリー黄金時代に発表した短編小説の数々! 郵便配達人が知った大事件の秘密を描くデビュー作「口笛吹いて働こう」を筆頭に、コロンボの原型となった殺人劇「愛しの死体」など、田舎町からショウビズ界まで、さまざまな舞台で展開される、多彩な犯罪物語や怪談といった、謎と興趣に富んだバラエティあふれる作品を収録。 あざやかな筆致とひねりのきいた結末をお楽しみください。 〈解説・小山 正〉 |
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