渡辺祐真(スケザネ)さん『物語のカギ』刊行記念!著者×小津夜景さんトークイベント「言葉の世界をひらく」を開催
書評家・書評系YouTuber渡辺祐真(スケザネ)さん初の著書『物語のカギ 「読む」が10倍楽しくなる38のヒント』が7月27日に笠間書院より刊行されます。これを記念して、本屋B&Bでは、スケザネさんと俳人・小津夜景さんによるトークイベントを7月31日にオンライン&リアル開催します。
『物語のカギ』について
『物語のカギ』では、本の魅力をわかりやすく伝える書評動画で人気のYouTubeチャンネル「スケザネ図書館」の配信者である著者が、文学だけでなくマンガや映画まで幅広い「物語」へのあふれる愛を語りながら、より深く味わうための目のつけどころ=「カギ」をわかりやすく解説します。
小説・詩歌・マンガ・映画など幅広いジャンルを対象に、『走れメロス』、『アンナ・カレーニナ』といった名作文学から『呪術廻戦』(マンガ)、『ドライブ・マイ・カー』(映画)など近年の人気作まで、多種多様な作品をピックアップ。
それら具体例を紹介しながら示す「カギ」は、「語り手を信頼するな!(『日の名残り』)」、「比較・変遷をたどれ!(歌人・俵万智の作風の変化)」、「元ネタを探ろう(『ピーターパン』と『約束のネバーランド』)」など。
著者自身が物語の面白さに目覚めた経験談を交えながら、様々な角度から「物語」の楽しみ方を案内します。
【目次】
はじめに
序章 なんで物語を読むのか? 物語を味わうってどんなこと?
第一章 物語の基本的な仕組み
第二章 虫の視線で読んでみる
第三章 鳥の視点で読んでみる
第四章 理論を駆使してみる
第五章 能動的な読みの工夫
おわりに
<渡辺祐真(わたなべ・すけざね)/スケザネさん プロフィール>
1992年生まれ。東京都出身。東京のゲーム会社でシナリオライターとして勤務する傍ら、2021年から文筆家、書評家、書評系YouTuberとして活動。文庫の解説、書評多数。ラジオなどの各種メディア出演、トークイベント、書店でのブックフェアなども手掛ける。毎日新聞文芸時評担当(2022年4月~)。
編著に『季刊アンソロジスト』(田畑書店)。YouTubeチャンネル「スケザネ図書館」では、書評や書店の探訪、ゲストとの対談など、多数の動画を展開している。翻訳家Emily Balistrieriのアシスタントとして、森見登美彦さん『夜は短し歩けよ乙女』(”The Night Is Short, Walk on Girl”)などの翻訳を手掛けた。今回が単著第1冊となる。
渡辺祐真/スケザネさん×小津夜景さんトークイベント「言葉の世界をひらく」開催概要
今回のイベントでは、渡辺祐真/スケザネさんが『物語のカギ』で特に書きたかった「物語に向き合う感性と謙虚さ」を教えてくれた本の一冊『いつかたこぶねになる日』の著者である俳人の小津夜景さんと著者が対談。『物語のカギ』をもっと活用できるようになるための、言葉への向き合い方や楽しみ方を語り合います。
<イベント概要>
■出演者:渡辺祐真/スケザネさん、小津夜景さん
■開催場所:本屋B&B(世田谷区代田2-36-15 BONUS TRACK 2F)+オンライン配信
■開催日時:19:00~21:00 (18:30オンライン開場)
■入場料
◎来店参加(1ドリンク付き):2,750円(税込)
◎配信参加:1,650円(税込)
◎書籍つき配信参加:1,650円+書籍『物語のカギ「読む」が10倍楽しくなる38のヒント』1,980円(いずれも税込)※イベント後発送
◎書籍つき配信参加:1,650円+書籍『なしのたわむれ 古典と古楽をめぐる手紙』1,980円(いずれも税込)※イベント後発送
◎書籍つき配信参加】1,650円+書籍『漢詩の手帖 いつかたこぶねになる日』』1,980円(いずれも税込)※イベント後発送
◎書籍つき配信参加】1,650円+書籍『季刊アンソロジスト』2022年 春 創刊号 880円(いずれも税込)※イベント後発送
★イベントの詳細&予約:https://bookandbeer.com/event/bb200731a_kotobanosekai/
物語のカギ: 「読む」が10倍楽しくなる38のヒント 渡辺 祐真/スケザネ (著) 本の魅力をわかりやすく伝える書評動画で人気のYouTubeチャンネル「スケザネ図書館」。 ふだんあまり本を読まない人や、まだ読書に慣れていない中高生にこそ読んでもらいたい1冊です。 |
いつかたこぶねになる日: 漢詩の手帖 小津 夜景 (著) 池澤夏樹さん推薦!!! 「この人、何者? フランス在住の俳人・小津夜景さんがつづる、漢詩のある日々の暮らしーー 杜甫や李賀、白居易といった古典はもちろんのこと、新井白石のそばの詩や夏目漱石の菜の花の詩、幸徳秋水の獄中詩といった日本の漢詩人たちの作品も多めに入っていて、中国近代の詩人である王国維や徐志摩も出てきます。 巻末には本書に登場する漢詩人の略歴付。 |
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