似鳥鶏さん”青春×恋愛×ミステリー×冒険”小説『夏休みの空欄探し』が刊行

似鳥鶏さん著『夏休みの空欄探し』

『推理大戦』で「ほんタメ文学賞　たくみ部門」を受賞し、警察ミステリー、青春ミステリー、ホラーミステリーなどミステリ業界で新たな挑戦を続ける似鳥鶏さんの最新小説『夏休みの空欄探し』が、ポプラ社より刊行されました。

本に挟まれた暗号、謎解きに挑む姉妹、忘れらない夏が始まる――二度読み必至の青春恋愛ミステリー『夏休みの空欄探し』

『夏休みの空欄探し』は、会員が2名しかいないクイズ・パズル研究同好会会長の高校2年生・成田頼伸（ライ）が、ひょんなことから、ひと夏の間、謎解きをしながら日本中を駆け巡る物語です。

 
【あらすじ】

会員が2名しかいないクイズ・パズル研究同好会会長の高校2年生・成田頼伸（ライ）は、クラス内で「じゃない方」と呼ばれている。ライと同じ姓で、ダンス同好会に所属する人気者・成田清春（キヨ）がいるからだ。クラスで「成田君」と言えばキヨのこと。

クラスでは決して交わることのなかった二人だが、夏休みの間、ひょんなことから謎解きに挑む姉妹を手伝うことになる。

 
＜プルーフ配布後、書店員さんから注文殺到により、発売前に緊急で部数を大幅アップ＞

プルーフ配布後、読んだ書店員さんからの熱いコメントと共に想定以上の注文が届いたため、ポプラ社では初版部数を急遽当初の予定から大幅アップし、刊行しました。

書店員さんより寄せられたコメントを、以下に一部紹介します。

◆うさぎやTSUTAYA宇都宮東築瀬店　猪俣さん
こんな夏休みを送りたかった……！
一緒になって挑める謎解き、4人それぞれの青春模様、謎が明かされた時に切なさ。
それら全てと共に駆け抜けていく、素敵なひと夏の物語でした。

◆ジュンク堂書店　滋賀草津店　山中真理さん
秘められた大きな謎の正体が明かされた時、
あまりの切なさに心が傷み、震えた。
このミステリーエモすぎる。

◆うさぎや　作新学院前店　丸山由美子さん
謎解きに振りまわされる高校生の夏休み。
平凡な毎日が色を帯びてくる。
ミステリーで終わるかと思ったのにすごい結末が待っていた。
タイトルに納得です。

◆精文館書店　中島新町店　久田かおりさん
17歳の夏×謎解き＝切なセイシュン！
いやぁ、似鳥さん、これはずるい。
こんな夏があったなら。一生忘れない時間が過ごせたなら。
そうだよ、もう大丈夫。きっとずっと生きていける。

 
＜人気作家さんからも熱いコメント＞

謎解きや青春の要素が詰まった今作に、ミステリー作家の相沢沙呼さんや青春小説の名手・武田綾乃さんからコメントが寄せられています。

◆作家　相沢沙呼さんからのコメント
思春期の心は自意識が生み出す鎧で暗号化されている。これはそれを読み解く物語だ。

◆作家　武田綾乃さんからのコメント
いっぱい楽しく、時々苦い。クイズの謎に挑む少年少女たちの青春冒険小説です。

著者・似鳥鶏さんのコメント

「これまでで最高の青春度合いに仕上がりました。
恋と友情と謎と冒険と、衝撃の結末をお楽しみください。」

著者プロフィール

著者の似鳥鶏（にたどり・けい）さんは、1981年生まれ。千葉県出身。千葉大学卒業。2006年『理由あって冬に出る』で第16回鮎川哲也賞に佳作入選し、2007年同作でデビュー。

2014年『昨日まで不思議の校舎』で2014大学読書人大賞最終候補となる。「市立高校」シリーズ、「楓ヶ丘動物園」シリーズ、「戦力外捜査官」シリーズなど人気シリーズを多数手がける。最新刊は『コミュ障探偵の地味すぎる事件簿』。

★HP：http://nitadorikei.blog90.fc2.com/
★Twitter：https://twitter.com/nitadorikei

夏休みの空欄探し 似鳥 鶏 (著) あの夏、僕は人生と恋の謎にぶち当たった――。 会員が2名しかいないクイズ研究会会長の高校2年生・成田頼伸(ライ)は、クラス内で「じゃない方」と呼ばれている。ライと同じ姓で、野球部サッカー部より人気であるダンス同好会に所属する成田清春(キヨ)がクラスにいるからだ。クラスで「成田君」といえば、キヨのこと。「役立たたない」ことが好きなライと、大学受験に向けて効率重視で「役立つこと」が好きなキヨ。二人は対照的だ。ファミリーレストランで謎解きをしている姉妹に出会い、彼女たちの謎解きを手伝ってあげたライは、「他にも暗号がある。知恵を貸して欲しい」と頼まれる。姉妹と、偶然出会ったキヨの四人で、謎解き手伝うことになり――。 すべての謎が明かされた時、切なさと温かさが胸を満たす、青春恋愛ミステリー。