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Bunkamuraドゥマゴ文学賞×冬森灯さん書き下ろしWEB小説「うつくしき一皿」の続編を公開 「ビストロつくし」で味わう世界で一番おいしい料理とは…?

Bunkamuraドゥマゴ文学賞×冬森灯さん書き下ろしWEB小説「うつくしき一皿」の続編を公開

Bunkamuraドゥマゴ文学賞×冬森灯さん書き下ろしWEB小説「うつくしき一皿」の続編を公開

東急文化村が主催するBunkamuraドゥマゴ文学賞は、作家・冬森灯さんによる書き下ろしWEB小説「うつくしき一皿」の続編をホームページで公開しました。

 

書き下ろしWEB小説が再始動! 冬森灯さんが描く“心をみたす”芸術と食の話

Bunkamuraドゥマゴ文学賞は、フランス・パリで80年以上の歴史を誇る文学賞「ドゥマゴ賞」のユニークな精神を受け継ぎ1990年9月3日に創設。受賞作は、毎年交代する「ひとりの選考委員」によって選ばれ、権威主義に陥らず、既成の概念にとらわれることなく、先進性と独創性のある、新しい文学の可能性を提案しています。

また賞の発表以外にも、小冊子『LES DEUX MAGOTS PARIS Litteraire』(季刊)の発行や、作家との新しい出会いの場としてのイベントの開催、月刊メールマガジンの発行など、さまざまな形で新しい文学と触れ合える機会の創出を図っています。

 
この度、Bunkamuraドゥマゴ文学賞では、文化・芸術体験と食をテーマにした、書き下ろしWEB小説「うつくしき一皿」の続編をホームページにて公開しました。

昨年秋に実施したBunkamuraのシーズンイベント「Bunka祭2021」のために書き下ろした2篇が好評につき、続編の制作が決定。新作4篇を2022年5月26日から2023年2月にかけて順次公開します。

 
本作の著者は、第1回おいしい文学賞(ポプラ社)にて最終候補に選出され、心あたたまる物語とおいしい描写で注目を集める冬森 灯(ふゆもり・とも)さんです。

キッチンカーとサーカステントの移動式「ビストロつくし」を舞台に、作中には、味や香り豊かな料理の数々が登場。主人公たちが触れる音楽や演劇、映画、美術、ミュージカル、能といった芸術による情動と共に、冬森さんが緻密に描き魅せます。

それぞれの人生を送る主人公たちは、気持ちのやり場を失い、迷い憂う時、「ビストロつくし」にたどり着き、なにかに出逢い、変化していきます。

芸術を通して感じる喜びや感動と、おいしい料理を味わう時の幸福感の相乗効果は、人生に彩りを与えてくれます。良質な文化・芸術体験とおいしい料理を味わう、“心をみたす瞬間”をWEB小説でお楽しみください。

 

書き下ろしWEB小説「うつくしき一皿」概要

 
【あらすじ】
キッチンカーとサーカステントの移動式「ビストロつくし」。ギャルソンと本格的な腕前のシェフが客を迎える、少し不思議で、あたたかい空間です。それぞれの人生を送る客たちは、気持ちのやり場を失い、迷い憂う時、「ビストロつくし」にたどり着き、ここでなにかに出逢い、変化していきます。
「ビストロつくし」で味わう、世界で一番おいしい料理とは…?

 
■著者:冬森灯(ふゆもり・とも)さん

■公開:2022年5月26日より新作 Ⅲ.「シュヴァリエのクラージュ~地鶏のコンフィ~」を公開
※2021年公開のⅠ.「ヴィルトゥオーゾのカプリス ~真鯛のグリエ、アメリケーヌソース~」、Ⅱ.「マエストロのプレジール ~仔牛のポワレ、パレット仕立て~」も再掲。
※全6篇。順次新作を公開、2023年2月に最終回を公開予定。

★URL:https://www.bunkamura.co.jp/bungaku/tsukushi/

 

著者プロフィール

著者の冬森灯(ふゆもり・とも)さんは、第1回おいしい文学賞(ポプラ社)にて最終候補。2020年『縁結びカツサンド』にてデビュー。

他の著書にキリンビール公式note×ポプラ社とコラボした『うしろむき夕食店』がある。

 

Bunkamuraドゥマゴ文学賞とは

パリの「ドゥマゴ賞」のユニークな精神を受け継ぎ、1990年に創設。権威主義に陥らず、既成の概念にとらわれることなく、先進性と独創性のある、新しい文学の可能性を探ります。

受賞作は、毎年交代する「ひとりの選考委員」によって選ばれ、選考委員の任期は1年です。第31回(2021年度)の受賞作は、堀川理万子さんの『海のアトリエ』(選考委員・江國香織さん/2021年5月・偕成社)。次回、第32回(2022年度)選考委員はロバート キャンベルさんで、受賞作の発表は9月を予定しています。

★「Bunkamuraドゥマゴ文学賞」公式サイト:https://www.bunkamura.co.jp/bungaku/

 
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