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【新潮新人賞】第49回は佐藤厚志さん『蛇沼』と石井遊佳さん『百年泥』が受賞 第50回も募集中

第49回新潮新人賞の結果が発表され、佐藤厚志さんの『蛇沼』と石井遊佳さんの『百年泥』が受賞しました。

 

新潮新人賞について

新潮新人賞は、純文学を対象とする公募の新人文学賞です。新潮社が主催。毎年3月31日を締め切り日とし、受賞作はその年の『新潮』11月号に掲載されます。

また、受賞者には正賞として特製記念ブロンズ楯が、副賞として50万円が贈られます。

 

第49回は佐藤厚志さんと石井遊佳さんが受賞

今回の受賞者の佐藤厚志さんは、1982年宮城県仙台市生まれ。東北学院大学卒業。書店勤務。仙台市在住。

同じく受賞者の石井遊佳さんは、1963年大阪府枚方市生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程満期退学。日本語教師。インド、タミルナードゥ州チェンナイ市在住。

選考委員は、大澤信亮さん、川上未映子さん、鴻巣友季子さん、田中慎弥さん、中村文則さん。

お二人の受賞の言葉は、http://www.shinchosha.co.jp/prizes/shinjinsho/ をご覧ください。

なお、候補作品は、以下の5作品でした

 
【候補作品】
宮川朔さん『カバのアクビ』
川瀬章太さん『だれでもいい』
佐藤厚志さん『蛇沼』
石井遊佳さん『百年泥』
中村大輔さん『デラシネ』

 
受賞作品、各選考委員の選評については、2017年10月7日発売の『新潮』11月号に掲載されます。

 

第50回新潮新人賞 募集概要

 
●原稿:未発表の小説に限る。枚数は400字詰め原稿用紙(ワープロの場合は400字換算)250枚以内(短篇も可)。

●締切:2018年3月31日(当日消印有効)

●発表:『新潮』2018年11月号誌上にて発表(予選通過作品・作者名は10月号に掲載)

●賞:正賞=特製記念ブロンズ楯、副賞=50万円

※詳細は、http://www.shinchosha.co.jp/prizes/shinjinsho/ をご確認ください。

 
【関連】
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受賞者インタビュー インドから“けったいな”小説を目指して/石井遊佳 | 新潮社
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