妄想の天才・浅生鴨短篇小説集 すべては一度きり』5月刊行へ シャープ公式Twitterの中の人とのトークセッション「まるで作り話のような」も開催

浅生鴨さん著『浅生鴨短篇小説集 すべては一度きり』
浅生鴨さん著『浅生鴨短篇小説集 すべては一度きり』が左右社より5月末に刊行されます。
また、発売に先駆け、4月17日には梅田 蔦屋書店で著者とシャープ公式Twitterの中の人・山本隆博さんによるトークセッション「まるで作り話のような」がオンライン&リアルで開催されます。
不思議でじわじわクセになる! 摩訶不思議ショートショート50篇
<表題作「すべては一度きり」より>
「いやあ、年明け早々に本当に申しわけないんだけどね。ちょっとばかり問題が起きて」
「年明けって、まだ明けてませんよ」
「それが問題なんです」
初日の出の操作ミスで起きた元旦の奇跡を描く表題作「すべては一度きり」、社会格差が具現化した世界で4階から11階への異例の昇進が決まった男の末路「ジャイアント・コーン」、持て余した土曜日を引き取る時給2万円の「悪くない仕事」、見知らぬ女性から執拗にイカリングをすすめられる「特殊な環境」などなど、おかし楽しい世界でフツウの人々のエモーショナルが爆発する――。
これはSF? ミステリー? コメディ? はたまたホラー?
何が飛び出すかは本を開くまでのお楽しみ。 宝箱のような一冊の誕生です。
4/17(日)梅田 蔦屋書店にて刊行前記念イベント開催!
本書の刊行を記念して、梅田 蔦屋書店にて4月17日(日)、浅生鴨さん×シャープ公式Twitterの中の人・山本隆博さんの トークセッション「まるで作り話のような」がオンライン&リアルで開催されます。
★イベントの詳細&予約:https://store.tsite.jp/umeda/event/shop/25599-1658450324.html
著者プロフィール
著者の浅生鴨(あそう・かも)さんは、1971年生まれ。神戸市出身。作家、広告プランナー。たいていのことは苦手。
ゲーム、レコード、デザイン、広告、演劇、イベント、放送などさまざまな業界・職種を経た後、現在は執筆活動を中心に、広告やテレビ番組の企画・制作・演出などを手掛けている。
主な著書に、『中の人などいない』『アグニオン』『二・二六』(新潮社)、『猫たちの色メガネ』(KADOKAWA)、『伴走者』(講談社)、『どこでもない場所』(左右社)、『だから僕は、ググらない』(大和出版)、『雑文御免』『うっかり失敬』(ネコノス)など。近年、同人活動もはじめ『異人と同人』『雨は五分後にやんで』などを展開中。座右の銘は「棚からぼた餅」。最新作は『あざらしのひと』(ネコノス) 。
★Twitter:https://onl.sc/yyU19qm
★「浅生鴨の短編三〇〇」note:https://note.com/asokamo/m/mb5d524c6c7af
浅生鴨短篇小説集 すべては一度きり 浅生鴨 (著) 妄想の天才・浅生鴨がおくる摩訶不思議な50の物語! 《収録作》 |
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