【第1回Reライフ文学賞】最優秀賞は鷹栖律子さん「ハルジオンの花」
朝日新聞社は、第二の人生に巻き起こる「家族」の物語をテーマにした一般参加型投稿文学コンテスト「Reライフ文学賞」(主催・文芸社/共催・朝日新聞Reライフプロジェクト)の第一回受賞作品を発表しました。
「Reライフ文学賞」第一回受賞作品を発表! 第二回の実施も決定
「Reライフ文学賞」では、「家族のかたち ~第二の人生の物語~」をテーマに、人生後半に巻き起こる「家族」の物語を募集しました。
全2,251件の応募のなかから、長編部門では、最も優れた作品に贈られる最優秀賞に「ハルジオンの花」(鷹栖律子さん著)、朝日新聞の読者組織「Reライフ読者会議」が選ぶ「Reライフ読者賞」に「Reスタート 寄りそう日々」(杉村眞知子さん著)が決まりました。短編部門は計30作品が入選となりました。
特別選考委員を務めた内館牧子さん(写真)は講評として、
「まさしく『Reライフ』を実現させた活力と志に圧倒された。大病をきっかけに第二の人生として『里親』として生きようと決心。実子や里子との喜怒哀楽を、81歳の今、鮮やかな筆致で書き上げた。圧倒の心技体である。」
とコメント。
最優秀賞は文芸社より書籍化が内定しています。
Reライフ読者賞およびReライフ読者特別賞は、Reライフプロジェクトのサイト「Reライフ.net」(https://www.asahi.com/relife/)にて連載予定です。
また、第二回の実施も発表。特別選考委員には、第一回に続いて作家の内館牧子さんを迎えます。6月5日(日)から、Reライフプロジェクトの特設ページまたは文芸社特設サイトから受け付けます。
【第1回Reライフ文学賞 受賞作品】
■最優秀賞:『ハルジオンの花』 鷹栖律子さん
◆Reライフ読者賞:『Reスタート 寄りそう日々』杉村眞知子さん
◆Reライフ読者特別賞:『春を待つ手紙』室土猩さん
◇短編部門入選:『母のラブレター』金井朋子さん ほか計30作品
第2回Reライフ文学賞 募集概要
■応募テーマ:家族のかたち ~第二の人生の物語~
■主催:文芸社
■共催:朝日新聞Reライフプロジェクト
■部門概要
<長編部門>
最優秀賞:文芸社より書籍化・出版+副賞50万円
Reライフ読者賞:Reライフ.netで連載+副賞10万円
<短編部門>
入選30作品を合同で書籍化・出版
■応募規定
◎長編部門:400字詰原稿用紙換算で50枚以上(上限なし)
◎短編部門:400字詰原稿用紙換算で2~8枚
■募集期間:2022年6月5日(日)~10月31日(月)
※応募締切:Webは10月31日(月)23:59台の送信分まで、郵送は10月31日(月)当日消印有効。
■応募方法:文芸社特設サイト・および朝日新聞Reライフ文学賞のページから概要確認の上、Web上または郵送にて応募
■送付宛先:募集開始後に文芸社特設サイトで発表予定
■結果発表:2023年3月上旬(予定)
■特別選考委員:内館牧子さん
★文芸社特設サイト:https://www.bungeisha.co.jp/relife/
★朝日新聞Reライフ文学賞:https://www.asahi.com/relife/award
「朝日新聞Reライフプロジェクト」について
「朝日新聞Reライフプロジェクト」は、ライフステージが変わり、自分らしい人生を充実させたい大人へ向けて、情報発信やコミュニティを提供している読者参加型プロジェクトです。
★Reライフ.net(プロジェクト公式サイト):https://www.asahi.com/relife/
【関連】
▼Reライフ文学賞 第一回受賞作発表│朝日新聞Reライフネット
◆ひそやかに奏でる想い、抱きしめた記憶――上野千鶴子さんエッセイ集『マイナーノートで』が刊行 | 本のページ
◆文筆家・僕のマリさん〈「食」と「記憶」〉を繋げるエッセイ『記憶を食む』が刊行 | 本のページ
◆友近さん初の旅行エッセイ『友近の思い立ったらひとり旅』が刊行 | 本のページ
◆【第31回電撃大賞】電磁幽体さん「妖精の物理学―PHysics PHenomenon PHantom―」が大賞を受賞 | 本のページ