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青山美智子さん「2021年本屋大賞」2位『お探し物は図書室まで』をラジオドラマ化! 西田敏行さん・竹下景子さんが出演

青山美智子さん著『お探し物は図書室まで』(ポプラ社)

青山美智子さん著『お探し物は図書室まで』(ポプラ社)

ポプラ社より刊行され、2021年の本屋大賞2位に輝いた青山美智子さん著『お探し物は図書室まで』がNHKラジオ第1放送にて2月27日よりオーディオドラマとして放送されます。

 

2021年本屋大賞2位の『お探し物は図書室まで』が2月27日からNHKでラジオドラマとして放送開始!

『お探し物は図書室まで』は2021年の本屋大賞2位となった青山美智子さんの作品。発行部数12万部のベストセラー作品が、NHKの人気ラジオ番組「新日曜名画座」にてドラマ化されます。全5回。

 
<番組概要> ※敬称略

■放送日:2022年2月27日~3月27日 毎週日曜 午後7時20分~午後7時50分

■放送チャンネル:NHKラジオ第一

■出演者:西田敏行、竹下景子

■原作:青山美智子

■脚色:入山さと子

■音楽:村井秀清

■演出:小見山佳典
■技術:山内将巨 林晃広
■音響効果:石川恭男

★番組公式HP:https://www.nhk.or.jp/audio/html_me/me2022001.html

 
【あらすじ】
町のコミュニティハウスに付属する小さな図書室の司書・小町さゆりは、ものすごく大柄で、一見愛想のないように見える。でも、さゆりは本を探しに来た人に、「何をお探し?」と問い、人生にちょっと迷った訪問者に1冊の本を差し出す。青山美智子のハートウォーミングな連作短編集。

 
〔劇中に登場する本〕 ※敬称略

第1話:『ぐりとぐら』中川李枝子 大村百合子
第2話:『英国王立園芸協会とたのしむ 植物のふしぎ』ガイ・バーダー
第3話:『月のとびら』石井ゆかり
第4話:『ビジュアル進化の記録 ダーウィンたちの見た世界』デビット・クアメン ジョセフ・ウォレス
最終話:『げんげと蛙』草野心平

 

原作『お探し物は図書室まで』について

 
<『お探し物は図書室まで』あらすじ>

お探し物は、本ですか?仕事ですか?人生ですか?
人生に悩む人々が、ふとしたきっかけで訪れた小さな図書室。彼らの背中を、不愛想だけど聞き上手な司書さんが、思いもよらない本のセレクトと可愛い付録で、後押しします。

 
仕事や人生に行き詰まりを感じている5人が訪れた、町の小さな図書室。「本を探している」と申し出ると「レファレンスは司書さんにどうぞ」と案内してくれます。
狭いレファレンスカウンターの中に体を埋めこみ、ちまちまと毛糸に針を刺して何かを作っている司書さん。本の相談をすると司書さんはレファレンスを始めます。不愛想なのにどうしてだか聞き上手で、相談者は誰にも言えなかった本音や願望を司書さんに話してしまいます。話を聞いた司書さんは、一風変わった選書をしてくれます。図鑑、絵本、詩集……。
そして選書が終わると、カウンターの下にたくさんある引き出しの中から、小さな毛糸玉のようなものをひとつだけ取り出します。本のリストを印刷した紙と一緒に渡されたのは、羊毛フェルト。「これはなんですか」と相談者が訊ねると、司書さんはぶっきらぼうに答えます。「本の付録」と――。
自分が本当に「探している物」に気がつき、明日への活力が満ちていくハートウォーミング小説。

 
★2021年本屋大賞2位受賞後インタビュー:https://www.poplar.co.jp/topics/52630.html

 

青山美智子さん プロフィール

著者の青山美智子(あおやま・みちこ)さんは、1970年生まれ。愛知県出身、横浜市在住。

大学卒業後、シドニーの日経新聞社で記者として勤務。2年間のオーストラリア勤務ののち帰国、上京。出版社で雑誌編集者を経て執筆活動に入る。

第28回パレットノベル大賞佳作受賞。デビュー作『木曜日にはココアを』が第1回宮崎本大賞を受賞。同作と2作目『猫のお告げは樹の下で』が未来屋小説大賞入賞および第13回天竜文学賞受賞。

他の著書に『鎌倉うずまき案内所』『ただいま神様当番』『月曜日の抹茶カフェ』『赤と青とエスキース』など。

★Twitter:https://twitter.com/michicoming

 

お探し物は図書室まで
青山 美智子 (著)

お探し物は本ですか?人生ですか?

仕事や人生に行き詰まりを感じている5人が訪れた、町の小さな図書室。
「本を探している」と申し出ると「レファレンスは司書さんにどうぞ」と案内してくれます。

狭いレファレンスカウンターの中に体を埋めこみ、ちまちまと毛糸に針を刺して何かを作っている司書さん。
本の相談をすると司書さんはレファレンスを始めます。不愛想なのにどうしてだか聞き上手で、相談者は誰にも言えなかった本音や願望を司書さんに話してしまいます。
話を聞いた司書さんは、一風変わった選書をしてくれます。図鑑、絵本、詩集……。

そして選書が終わると、カウンターの下にたくさんある引き出しの中から、小さな毛糸玉のようなものをひとつだけ取り出します。本のリストを印刷した紙と一緒に渡されたのは、羊毛フェルト。
「これはなんですか」と相談者が訊ねると、司書さんはぶっきらぼうに答えます。
「本の付録」と――。

自分が本当に「探している物」に気がつき、明日への活力が満ちていく感動作。

 
【関連】
お探し物は図書室まで | NHK オーディオドラマ

 


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