綾瀬はるかさん主演でドラマ化『元彼の遺言状』シリーズが累計60万部突破! シリーズ第3弾『剣持麗子のワンナイト推理』は4月刊行
宝島社が主催する第19回『このミステリーがすごい!』大賞で大賞を受賞した、新川帆立さん著『元彼の遺言状』がシリーズ累計60万部を突破しました。
主演・綾瀬はるかさん、共演・大泉洋さんの連続ドラマが4月スタート! 初の短編集も4/8発売
『元彼の遺言状』は、「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」という元彼の奇妙な遺言を受け、主人公の弁護士・剣持麗子が依頼人と共謀して分け前を狙う遺産相続ミステリーです。
2021年1月に刊行後、テレビ、新聞、雑誌、Webニュースなど各メディアで取り上げられ、今年4月からは綾瀬はるかさん主演、大泉洋さん共演で連続ドラマ化(毎週月曜よる9時 フジテレビ系にて放送)が決定している話題作です。
また、シリーズ第3弾で初の短編集となる『剣持麗子のワンナイト推理』が4月8日(金)に発売されることが決定。麗子がクライアントから舞い込む難題を解き明かしていく、シリーズ初の連作短編集となります。
<『剣持麗子のワンナイト推理』について>
『元彼の遺言状』のヒロイン・剣持麗子が奮闘する連作短編集が登場!
森川栄治が残した遺言状の騒動に巻き込まれ、亡くなった村山弁護士のクライアントを引き継ぐことになってしまった剣持麗子。都内の大手法律事務所で忙しく働く麗子は、業務の合間(主に深夜)にクライアントからの相談に乗る羽目になり……。次々に舞い込む難題を、麗子は朝までにどう解決する?
著者プロフィール
著者の新川帆立(しんかわ・ほたて)さんは、1991年2月生まれ。アメリカ合衆国テキサス州ダラス出身、宮崎県宮崎市育ち。東京大学法学部卒業後、弁護士として勤務。高校時代は囲碁部に所属し全国高校囲碁選手権大会にも出場。囲碁部で麻雀にも興味を覚え、司法修習中に最高位戦日本プロ麻雀協会のプロテストに合格しプロ雀士としても活動経験あり。
作家を志したきっかけは16歳のころ夏目漱石の『吾輩は猫である』に感銘を受けたこと。作家になるために「粘り強く長期戦に対応できるための食い扶持が必要」と考え弁護士になる。
第19回『このミステリーがすごい!』大賞で大賞を受賞し、『元彼の遺言状』で2021年デビュー。現在は作家として活動。アメリカ在住。
『このミステリーがすごい!』大賞とは
ミステリー&エンターテインメントブックガイド『このミステリーがすごい!』を発行する宝島社が、新時代の新しいミステリー&エンターテインメント作家・作品の発掘・育成を目的に、2002年に創設した新人賞です。大賞賞金は文学賞最高額である1200万円。受賞作はすべて書籍化。
これまで、第153回直木賞を受賞した東山彰良さんや、累計1066万部突破の『チーム・バチスタの栄光』シリーズの海堂尊さん、音楽ミステリー『さよならドビュッシー』や社会派ミステリー『護られなかった者たちへ』で知られる中山七里さんなどの作家を輩出しています。
受賞作品からは多数のベストセラーが生まれ、『警視庁捜査二課・郷間彩香特命指揮官』(梶永正史さん・2016年テレビドラマ化)、『一千兆円の身代金』(八木圭一さん・2015年テレビドラマ化)、『がん消滅の罠完全寛解の謎』(岩木一麻さん・2018年テレビドラマ化)など、映像化作品も多数世に送り出しています。また、受賞には及ばなかったものの、将来性を感じる作品を「隠し玉」として他の受賞作と同様に書籍化しており、『スマホを落としただけなのに』シリーズ(志駕晃さん・2018年、2020年映画化)などの話題作も生み出しています。
【2021年・第19回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作】元彼の遺言状 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) 新川 帆立 (著) 第19回『このミステリーがすごい! 』大賞 大賞受賞作 (あらすじ) |
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▼元彼の遺言状|新川 帆立|宝島社
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