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樋口直哉さん『ぼくのおいしいは3でつくる』刊行記念!樋口さん×鈴木成一さん×神吉佳奈子さんオンライン・トークイベント「料理とデザイン」が本屋B&Bで開催

本屋B&Bで樋口直哉さん×鈴木成一さん×神吉佳奈子さんトークイベント「料理とデザイン」開催

本屋B&Bで樋口直哉さん×鈴木成一さん×神吉佳奈子さんトークイベント「料理とデザイン」開催

下北沢の本屋B&Bにて樋口直哉さんの新刊『ぼくのおいしいは3でつくる 新しい献立の手引き』(辰巳出版)の刊行を記念しオンライントークイベントが2月24日に開催されます。

著者の樋口直哉さん、本書のデザイン、撮影を担ったブックデザイナーの鈴木成一さんが「料理とデザイン」をテーマに語ります。2月13日までの申込みで樋口直哉さんと鈴木成一さんのサイン入りの本が届きます。

 

本屋B&Bによる樋口直哉さん×鈴木成一さん×神吉佳奈子さんトークイベント「料理とデザイン」開催

「これからの街の本屋」を目指す下北沢の書店B&Bは、料理家であり作家でもある樋口直哉さんの新刊『ぼくのおいしいは3でつくる 新しい献立の手引き』(辰巳出版)の刊行を記念して、2月24日にオンライントークイベントを開催します。

 
最新刊では「ふつうの材料で、最高においしい家ごはん」として、“おいしい”がさらに進化した料理の新常識をとりいれた、樋口さんの日々ごはん30品を紹介しています。

 
イベントの登壇者は著者の樋口直哉さん、そして本書のデザイン、撮影を担った気鋭のブックデザイナーの鈴木成一さん。編集者の神吉佳奈子さんの進行で「料理とデザイン」というテーマで、お二人が語りつくします。

書いてつくって、撮って食べて、デザインと編集をしたそれぞれの視点からのトークが楽しめます。料理好きな方はもちろん、デザインや写真、本の装丁に興味がある方もぜひお集まりください

 
<イベント概要>

■日時:2022年2月24日(木)20:00~22:00(19:30オンライン開場)

■開催場所:リアルタイム配信(1か月見逃し配信付き)

■主催:本屋B&B(https://bookandbeer.com/

■入場料
◎配信参加:1,650円(税込)
◎サイン入り 書籍つき配信参加(事前発送):1,650円(税込)+『ぼくのおいしいは3でつくる』1,540円(税込) ※2/13(日)申込締切
◎サインなし 書籍つき配信参加(イベント後発送):1,650円(税込)+『ぼくのおいしいは3でつくる』1,540円(税込) ※書籍はイベント後の発送となります

★イベントの詳細&予約:https://bb220224a.peatix.com/

 

出演者プロフィール

 
■樋口直哉(ひぐち・なおや)さん

作家・料理人。1981年生まれ。東京都出身。服部栄養専門学校卒業。フランス料理の出張料理人として活躍後、作家に転身。

『さよならアメリカ』(講談社)で第48回群像新人文学賞を受賞してデビュー。同作が芥川賞候補となる。主な著作に『大人ドロップ』『スープの国のお姫様』(小学館)、『新しい料理の教科書』(マガジンハウス)、『おいしいものには理由がある』『最高のおにぎりの作り方』(KADOKAWA)ほか多数。

 
■鈴木成一(すずき・せいいち)さん

グラフィック・デザイナー。1962年生まれ。北海道出身。筑波大学芸術研究科修士課程中退。大学在学中から装丁の仕事を始め、1985年よりフリーに。1992年に鈴木成一デザイン室を設立。エディトリアルデザインを主として現在に至る。

これまで手がけた書籍は1万冊以上。1994年、講談社出版文化賞ブックデザイン賞を受賞。筑波大学人間総合科学研究科非常勤講師。講談社出版文化賞ブックデザイン賞、HBファイルコンペ、ペーターズギャラリーコンペ、ザ・チョイス(イラストレーション誌)の審査員をつとめる。

著書に『装丁を語る。』『デザイン室』(以上イースト・プレス)、『デザインの手本』(グラフィック社)。

 
■神吉佳奈子(かんき・かなこ)さん

編集者。1969年生まれ。広島県出身。広島女学院大学卒業。NHK出版『ERIO』、家の光協会「やさい畑」、プレジデント社『dancyu』『料理男子』など、出版社で食雑誌の編集に長らくたずさわる。2013年より『dancyu』編集部副編集長に。

2017年よりフリーの編集者として、100人の高校生と名人をつなぐNPO「聞き書き甲子園」の事務局にも所属。食と農の手仕事を伝えるべくフィールドワークを続けながら、料理本の編集にたずさわる。

 

ぼくのおいしいは3でつくる 新しい献立の手引き 単行本
樋口 直哉 (著)

ふつうの材料で、最高においしい家ごはん!
「おいしい」がさらに進化した料理の新常識。

「ぼくが目指しているのは普通の料理の最新バージョン。
シンプルだけど贅沢な料理です」—-樋口直哉

おいしいをつくる3とは—-

◯1皿に盛り込む食材は3つだと簡単
◯基本の配色は、赤、緑、黄、3色あると見栄えがいい
◯盛り付けは知識と理屈。3角形に盛りつけると美しい

そして本書では樋口さんの日々ごはん、
つくる人も食べる人も食事の時間が豊かになる、
前菜、メイン、デザートの3皿でつくる献立を提案しています。

—-新しい献立の手引き—-

献立1 進化するレシピ
おひたしサラダ—-シャキシャキ野菜の歯応えは、氷水でつくる
四角いハンバーグ—-カリッとふんわり、混ぜて焼くだけの新定番ハンバーグ
プリンとコーヒーゼリー—-異なるテクスチャーを組み合わせる

献立2 シンプルだけど、贅沢な料理
ブラマンジェかにたまサラダ—-コーヒー豆がかにたまの味を引き立てる
贅沢スパゲッティ—-パスタはブイヨンで茹でW卵使いでリッチな味に
バジル風味のオレンジ—-ゼリーがつなげて3品で調和

献立3 新しい魚料理
ホタテのカルパッチョ—-ホタテは縦に切ると、歯ごたえが良くなる
和風アクアパッツァ—-焼き魚でも煮魚でもない、水で焼く調理法
パイナップルとクリームチーズ—-果物+チーズ+香りで、リッチな風味に一変

献立4 かきこむおいしさ
青菜といんげんのごま和え—-グズグズに煮たなすが、和え衣のつなぎ役に
鶏そぼろの親子丼—-鳥そぼろを使うのはお米の粒子に寄り添いたいから
柿柚子—-柚子のワタを使ってとろける口当たりに

献立5 鍋と会話する
きゅうり、キウイ、ミントのサラダ—-味がなじむよう、きゅうりは叩いて潰す
鶏肉のフリカッセ—-焼き目と卵黄で、コクととろみをつける
ライム風味のバナナ—-ライムの酸味で甘みの輪郭がくっきり

献立6 発酵は人にやさしい
冷やしトマトのアールグレー風味—-紅茶の風味がトマトのうまみを強調
ポークソテー かんずりごまソース—-豚肉の焼き上がりは、中心温度65°CでO K
ごま汁粉—-ねりごまを使えば10分で汁粉に

献立7 カレーはソースが主役
みかんサラダ—-唐辛子と塩で、みかんの甘みを引き立たせる
羊バターカレー—-ミキサーに野菜をかければカレー粉だけで絶品ソース
バニラアイスとココアクッキー—-ココアクッキーを砕いて、土に見立てる

献立8 蒸し料理は電子レンジで
レンジで温野菜の香味だれ—-小さく均等に切れば、効率的に加熱できる
レンジでサーモンの清蒸(チンジョン)—-レンチンするだけで、切り身がふっくら
ブルーベリーとヨーグルト—-同じ香り成分を重ねて、相乗効果を発揮

献立9 生活向上ステーキ
グリーンサラダ—-布巾で包み、冷蔵庫で冷やせばシャキシャキに
黒胡椒のステーキ—-黒胡椒を潰して焼いて香ばしさに
チョコレートとブルーチーズ—-同じ香り成分を重ねて、相乗効果を発揮

献立10 忙しい日こそ、魚料理
きのことクリーミースープ—-きのこをじっくり炒めて、うま味を凝縮
カジキマグロのソテー トマトとケッパー—-塩入の牛乳に漬けて、しっとり焼き上げる
いちごのムース—-生クリームといちごの酸でムースを固める

 
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